五反田保育園を小渕大臣が視察

更新日:平成20年10月22日

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10月22日、区立五反田保育園(櫛田園長)に、小渕少子化担当大臣が視察に訪れ、濱野区長と「保育所型認定こども園」などについて意見交換をしました。

認定こども園とは、保護者が働いている・いないにかかわらず、小学校に就学する前の子どもの教育・保育を一体的に行なう施設です。また、地域の子育て家庭を支援するため、育児相談等の事業を行ないます。

五反田保育園は、平成19年9月より、いままでの保育園制度を維持しつつ、4~5歳児クラスに就労要件を問わない短時間保育(基本保育時間9時~14時)の枠を設定することで、認定こども園として認定されています。他の自治体では、主に幼稚園施設が保育園機能を併せ持つタイプの認定こども園が多いため、「逆のパターンも見てみたい」という、小渕大臣の提案で今回の視察が実現しました。

意見交換では、濱野区長が、区が認定こども園を始めた経緯や、自身の保育事業の充実に対する思いなどを述べ、「保育園は利用者のためにあり、利用者第一主義で考えることが大事だと思います」と話しました。櫛田園長からは、認定こども園をつくり上げるという、前例のない取り組みに、職員と共に取り組んだ様子などの話があり、小渕大臣は、「子どもたちが楽しめ、利用者が利用しやすいことが大切」と、働く母親の一人でもある一面をのぞかせました。さらに、「品川区で実現した保育所型認定こども園の良い事例をもっと広めてほしい」と、力強いお言葉もいただきました。

小渕大臣は、園内を濱野区長らと見学した後、保護者とも意見交換を行ない、秋晴れの下、子どもたちの笑顔や笑い声で溢れる園を後にしました。