日蘭交流400年 日野学園で教育交流

更新日:平成20年11月14日

日野学園で教育交流(箸の持ち方を教える1年生)
日野学園で教育交流(配膳)日野学園で教育交流(いただきます)
11月13日(木)、日蘭交流400年にちなみ、オランダのユトレヒト大学のステーベンス名誉教授、デ・ウィンター教授ら4人が、品川区立小中一貫校日野学園を訪問。子どもや教員と教育交流をしました。
午前中は、名誉教授の専門である特別支援学級を視察したり、品川区独自の市民科の授業を視察しました。
市民科は、ものごとを判断する際に、相手の気持ちや周囲の状況、決まりに違反しないかなどの規準に気づくという4年生の授業。教授らは通訳から授業内容を真剣な面持ちで聞き、オランダでも同様の学習に取り組んでおり、市民科教科書に大変関心を示していました。

続く給食の時間は、ランチルームで1年生と一緒に同じメニューを食べました。
今日のメニューは、ご飯、さつまあげ、おひたし、豚汁という和食。
教授らにはスプーンとフォークも用意されましたが、初めての箸の使い方を1年生に習う様子も見られました。ご飯を上手に口に運ぶと子ども達から「グッド」の声が飛んでいました。
オランダでは、一斉に同じランチをとる習慣がなく、教授らも大変興味深そうに写真などを撮っていました。
日本人にはお馴染みの、手洗い、給食当番の配膳、いただきますの挨拶なども、一緒に体験。戸惑う様子も見せていました。

午後は、教育関係者と特別支援教育や市民科などについて意見交換をしました。