戸越公園 門松づくり

更新日:平成20年12月3日

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12月3日(水)、品川区立戸越公園(品川区豊町2-1)でお正月に向けて二本の門松を製作しました。

二本の門松を作るには二人で作業して約半日で完成します。切り口を斜めにした三本の竹を松で囲むように配置し、その松を三階松という結び方でしっかり結びます。門松の下部はわらで巻き、梅の結び目を作ります。こうすることにより、松竹梅となり縁起物になります。

今日は天気も良く、公園を訪れた人たちは足をとめて、作業の様子を見ていました。公園の近所に住んでいる男性は、「門松を見ると正月がもうすぐだと感じる。家ではこのような立派なものは置けないから、見ごたえがある。」と話していました。この門松は正月の松の内(1月6日)まで見ることができます。

戸越公園では、松の雪つりやソテツをわらで包んだ霜除け「わらぼっち」づくりを来週に行う予定です。また冠木門前には、ヒマラヤザクラがあり薄い桜色の花をつけ、季節はずれの花見が楽しめます。今年は12月上旬から中旬にかけて開花予定です。

【戸越公園】
江戸時代、肥後国(熊本)藩主細川家の下屋敷の庭園跡を利用して造られた、区を代表する公園です。池を中心に渓谷や滝、築山などの配置の中を一周する回遊式庭園で、薬医門(正門)、冠木門(東門)等、大名庭園の面影をとどめています。樹木はウメ、サクラ、シャクナゲ、イチョウなど、四季折々の花木が美しい公園として、区民に親しまれています。

交通:戸越公園駅、下神明駅から各徒歩約7分