大井保育園で新春初釜

更新日:平成21年1月7日

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1月7日(水)、区立大井保育園で初釜が行われ、年長組の園児19人がお茶の席を楽しみました。

初釜とは新年最初に行われ、新年をお祝いするお茶会のことです。保育園では、子どもたちに日本の伝統文化にふれ、礼儀作法を身につけてもらおうと茶の湯を実施しています。

初釜は和室にスイセンを1輪活け、屏風、茶道具を並べて保育園の先生がお茶をたてて行われました。子どもたちは扇子を持って部屋に入り、行儀良く正座をして「明けましておめでとうございます。」と一人ずつ挨拶しました。この日のためにおめかしをして、ネクタイをしていた子どももいました。

まず用意されたゼリーと干菓子のお茶菓子をいただきました。続いて、先生がお茶をたてました。子どもたちが飲みやすいようにと、少し薄めにたてられました。子どもたちはお茶をたてる様子に興味しんしんの様子です。目の前にお茶が差し出されると「お点前頂戴いたします。」と言って抹茶を味わいました。お茶をいただいた後は「結構なお点前でした。」とお辞儀をしました。

その後、茶器について説明をしてもらいました。お正月にふさわしい宝船や獅子舞が描かれた茶器は、いいことがありますようにとの願いがこめられているのだとの説明に、子どもたちはうなずいていました。
お茶の感想は「お菓子を食べた後に飲むと甘く感じた。」や「少し苦かったけどおいしかった。」など。
今後保育園では、ひな祭にもお茶会を行います。また園庭のさくらが満開を迎える頃に、屋外でお茶をたてる野点も予定しています。