品川歴史館企画展 テレビのなかったころ~竹内重雄が描いた昔の暮らし~

更新日:平成21年2月13日

歴史館1
歴史館2歴史館3歴史館4歴史館5歴史館6歴史館7
2月14日から、区立品川歴史館(大井6-11-1)で、企画展「テレビのなかったころ~竹内重雄が描いた昔の暮らし~」を開催します。

これは、大正時代を中心とした昔の品川の姿を紹介するものです。品川ゆかりの画家・竹内重雄氏(1910~1991)が描いた“大正風俗スケッチ”をもとに、「大正と今」の品川の変ぼうぶりを眼で確かめ、平成の世と比較することができます。

展示は聴く、遊ぶ、学ぶ、暮らす、商う、描く、触るの7つの項目にわけて当時の生活を紹介します。
「聴く」コーナーでは、竹内氏の「大正わらべ唄」「幻灯と蓄音機」の絵画を展示し、一緒に、昭和45年製のテレビジョンや蓄音機や真空管ラジオの実物も展示していて、当時の生活に思いを馳せることができます。

「学ぶ」コーナーでは、竹内氏の「教室と火鉢」「鎌倉へ遠足」の絵画を紹介します。大正時代の小学校の教科書やセルロイド製筆箱、フタバクレヨンなどの文房具などの展示もあります。また明治41年に高尾山に遠足に行った時の写真を展示しています。

また「遊ぶ」コーナーでは、竹内氏の「凧揚げ」や「おしくらまんじゅうおされて泣くな」を展示し、あわせて、めんこやうつし絵、絵合わせクジなど昔懐かしいおもちゃを展示しています。また現代のおもちゃとしてファミリーコンピュータやたまごっちなどもあり、おもちゃの変遷をたどることができます。

今回の企画展では寄贈された絵画65点を含む資料約200点が展示され、子どもから年配の方まで、テレビジョンのなかった頃の人々の心豊かな生活を見ることが出来ます。
小学生以下の方には、来館記念の絵はがきをプレゼントします。是非お越しください。

品川歴史館企画展「テレビのなかったころ~竹内重雄が描いた昔の暮らし~」
 開催期間:平成21年2月14日(土)~4月12日(日)
 開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
 休館日 :月曜日 ※3月20日(祝)は開館
 観覧料 :一般100円、小中学生50円(20人以上の団体は2割引)
      ※区内の小中学生、70歳以上、障害のある方は無料
 交通  :JR、りんかい線、東急大井町線大井町駅下車徒歩15分
      JR大森駅山王北口 徒歩10分