2月21日、荏原文化センターで品川福祉カレッジ公開講座「こころが動けば、体も動く」が開催されました。

講座は、品川介護福祉専門学校の主催で、NTT東日本関東病院リハビリテーション科部長の稲川利光さんを講師に「笑顔と元気の花を咲かそう・生きがいの気球を高く上げよう～異色のリハ専門医が語る生涯現役の秘訣～」として、会場は、立ち見の聴講生もでるほどの満場となりました。

稲川さんは、九州大学農学部を卒業後、九州リハビリテーション大学校に進学。理学療法士として勤務後に香川医科大学に入学しました。そして、同大学の内科を経て、NTT東日本伊豆病院で、地域を駆け回り、人との豊かな交流を織りなすリハビリに携わりました。平成17年から現在の職に就き、入院直後に必要なリハビリから、元気に体を動かす力を取り戻したり、楽しく食事できるようなリハビリを展開しています。特に緩和ケアにおけるリハビリの取り組みが注目されています。

稲川さんの温もりと熱い息吹を感じるメッセージに、会場は、日ごろの生活への意欲を感じる聴講生のうなずきや笑い声でいっぱいになりました。