大井保育園 野点

更新日:平成21年4月3日

09野点7
09野点609野点509野点4
4月3日(金)、大井保育園の園庭で、年長児24人が野点(野外でのお茶会)を楽しみました。

同園の園庭には、大きなソメイヨシノが2本あり、例年、この時期に年長園児たちが野点を体験しています。

この日は、前日までの寒さと打って変わり、春の陽射しが降り注ぎ、桜の花びらがヒラヒラと舞い散る絶好の野点日和で、子どもたちは、自分の順番を今か今かと待ちわびていました。

子どもたちは、自分の順番が来ると、行儀よく正座をし、「お先に」と自分のお皿に取り分けられた、お菓子(かりんとう風とサツマイモの茶巾絞り)を食べながら、抹茶をたてる先生の仕草を興味津々に見つめていました。目の前に抹茶が差し出されると「お手前、頂戴いたします」と深くあいさつし、ぎこちない手さばきで茶碗を回し、抹茶を味わいました。

野点を楽しんだ子どもたちは「おいしい味がした」、「苦くなくて、おいしかった」などと感想を話していました。また、先生から「桜がきれいだね」と、話しかけられると、子どもたちは上を見上げて「きれい!」「ピンク!」と、春の訪れを楽しんでいました。

同園では、日本の伝統文化にふれ、礼儀作法を体験してもらうために、野点のほか、1月の初釜や3月のひな祭りなど、年に数回お茶会を実施しています。