家庭・地域・学校・企業で子どもを見守る 携帯電話しながわアクション

更新日:平成21年7月17日

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7月17日(金)、区役所で行われた青少年問題協議会の席上、品川区青少年対策地区委員会連合会、PTA連合会、学校長会、区内情報通信関連事業者が連名で、「携帯電話しながわアクション」を発表しました。

これは、携帯電話とインターネットをめぐる子どもたちの問題が取り上げられていることから、保護者と小・中学生自身が携帯電話等の便利さと危険性を十分に理解するよう、家庭・地域・学校・情報通信関連事業者が、それぞれの責任と役割のもとに、相互に連携・協力して、取り組もうというものです。A4一枚に今後取り組むべきことを定め、日ごろの活動に取り入れていきます。
「保護者・家庭」は、1 子どもに携帯電話を持たせる必要性を慎重に判断する 2 持たせた場合には責任を十分自覚する 3 安全な利用とトラブル防止に向けた家庭のルールをつくる 4 決めたルールを親子でしっかり守る。
「地域」では、日頃の健全育成活動で、啓発と指導に取り組む。
「学校」は、1 情報モラルとコミュニケーション能力に関する学習・指導を充実させる 2 携帯電話の校内への持ち込み禁止 3 PTAと連携して携帯電話の責任ある利用を働きかける。

「区内情報通信関連事業者」としては、ニフティ株式会社が参加しました。その社会的責任を果たす立場から、地域・学校と連携した啓発活動を推進することが盛り込まれました。
ニフティ株式会社は、昨年より品川区教育委員会と連携して、区立小学校23校延べ41クラスに出前授業を行っているほか、そのノウハウを「インターネット体験ドリル」としてまとめ、子どもたちがインターネットの中に潜む危険性を体験できるサイトとして公開しています。また無償で品川区立小中学校の保護者や地域住民対象の啓発講座も行っています。

「携帯電話しながわアクション」は、青少年対策地区委員会会長の市川信之助さんが発表した後、それぞれの団体の代表が決意を述べ、保護者の意識啓発を中心に、学校は子どもの学習や保護者への働きかけを、地域は子どもたちの見守りを、事業者は授業や講座の実施を約束しました。