宮前商店街に保水性舗装道路が完成

更新日:平成21年7月25日

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7月25日(土)、宮前商店街(戸越四丁目5~9)に約180メートルの保水性舗装道路が完成し、完成式典が行われ、地域の人や子どもたちが一斉に打ち水をしました。

保水性舗装とは、水を含みやすい舗装体から水分が蒸発する時に発生する気化熱によって路面の熱を奪い、温度を下げる舗装技術で、通常のアスファルトでは打ち水の効果は20分程度でなくなるのに対して、保水性舗装では2日間程度効果が継続します。一般舗装道路面と比べて10℃程度の温度を下げる効果を確認しています。

品川区は「涼のみち整備事業」として、夏季の温度低減効果とあわせ、集客や商店街や地域の活性化を期待し、商店街に保水性舗装道路を整備してきました。平成18年度から実施し、ゆたか商店会(品川区豊町5-1~6-12)、平和坂通り商店会(西品川2-10~24)に続き3ヶ所目です。

まずは完成式典が行われ、道路の完成を祝って、山田副区長、戸越四丁目町会長、宮前商店街会長が挨拶し、続いてテープカットが行われました。その後、地域の商店会や町会・小学生・保育園児が一斉に打ち水をしました。

今日の打ち水に参加した人たちも口々に「涼しくなった」「体感温度が下がった」と話し、宮前商店街の熊澤会長は「保水舗装道路が区内に広まると良いと思う。商店街や地域の人たちで協力して打ち水をしていきたい。」と話しました。