9月2日（水）、上神明小学校の2階テラスで、毎年恒例の「ぶどう狩り」が行われました。

　同校では、樹齢40年（推定）のぶどうの木が2本、地上から屋上に掛けて枝を伸ばしており、2階テラス部分に設けられたぶどう棚で、この日は1年生19人、6年生31人がぶどう狩りを楽しみました。ぶどうは「甲州三尺」という品種で、今年は日照不足により、例年よりも“収穫量”が少ないというが、見事に熟したエメラルドグリーンの実が棚いっぱいに広がりました。

　1年生より一足先にぶどう狩りを行った6年生は、開始の合図とともにハサミを持ってぶどう棚へ一直線。「形がきれいだから、これにする」、「これが甘そう」など、大きな歓声を上げながら我先にとぶどう狩りを楽しんでいましたが、低い位置にあるぶどうは1年生のために残しておく配慮は忘れませんでした。

　また、初めてのぶどう狩りを体験した1年生は、先生に肩車や抱っこをされて、はるか頭上にあったぶどうを手にすると「やった。おいしそう」と笑顔。今回は参加した全児童が、2房以上を持ち帰ることができました。