地域国際交流 外国人が地区総合防災訓練に参加

更新日:平成21年9月6日

外国人が地区総合防災訓練に参加(救出救護訓練)
外国人が地区総合防災訓練に参加(説明を聞く)外国人が地区総合防災訓練に参加(起震車)外国人が地区総合防災訓練に参加(町会長と交流)外国人が地区総合防災訓練に参加(初期消火訓練1)外国人が地区総合防災訓練に参加(初期消火訓練2)外国人が地区総合防災訓練に参加(初期消火訓練3)
9月6日、大崎第一地区総合防災訓練に管内の大使館、領事館関係者20人が参加しました。
これは、地域で身近な国際交流を進めていくことを目的に今年4月に設置された国際担当が大使館・領事館等関係者と意見交換をした際に、防災訓練について知りたいという要望が高かったため、今回国際担当の呼びかけで初めて実現したものです。
本日参加したのは、インドネシア、コロンビア、ザンビア、ブラジル、ペルーの関係者20人。通訳などボランティアスタッフとして清泉女子大学の学生など4人がサポートしました。

会場となった第一日野小学校には、31の町会、自治会、地域の企業の連絡会議、外国人参加者がそれぞれのプラカードを持って、校庭に揃いました。外国人参加者は五反田一丁目町会などと一緒に訓練を行いました。

まず初めは救出救護訓練。20人が揃って座り消防団員の説明を聞きました。
倒れた人を見かけたら「呼吸など状況を確認した後ワンワンナインに電話してもらってください」という説明に神妙な顔で頷いていました。
AEDの訓練を体験したコロンビアのホセ・フランシスコ・ディアス領事は、「地震はコロンビアにもあるけど、日本のほうが多い。(応急救護は)いつでもできるようにしておかなければ。今日来てよかった」と話していました。
12月にはコロンビア関係者を集めて、区と協力して防災訓練を実施する予定です。
続いては起震車による地震の体験。ペルーの参加者は「ほんとこわいねー」と何回も繰り返していました。
初期消火訓練では、消火器を初めて持つ人も多く、楽しみながら何回も体験していました。

一緒のグループで防災訓練をした五反田一丁目町会会長の伊与田正志さんは「こうして顔見知りになれることはとてもいいこと。何かあるときに交流できるしね。ぜひ続けてもらいたい」と話し、早速五反田に花を植える運動のチラシを配って「一緒にやりましょう」と呼びかけていました。