伊藤博文公墓前祭

更新日:平成21年10月26日

伊藤博文公墓前祭
伊藤博文公墓前祭伊藤博文公墓前祭伊藤博文公墓前祭
10月26日(月)、伊藤博文墓所(西大井6-10-18)で、没後100年となる墓前祭が行われました。

初代内閣総理大臣を務めた伊藤博文が、明治42年10月26日に中国・ハルビンで没してから丁度100年を迎えたこの日、品川区指定文化財である同所には、伊藤家の親族や山口県光市長など、約100人の関係者が訪れました。同公の生涯と多大な功績を顕彰することを目的としています。

区内には、平成10年まで伊藤博文旧宅もあり(老朽化により解体。別邸の一部は山口県萩市に移築)、同公とのゆかりは深いです。明治天皇から赤坂離宮の元会食所が同公に下賜され、大井3丁目に移築されました。また、伊藤公墓所があったことから、現在の西大井5・6丁目付近は、大井伊藤町の名が付けられていました。現在も伊藤公の名前を拝借し、伊藤町会、伊藤保育園、伊藤幼稚園、伊藤小学校、伊藤中学校、小中一貫校伊藤学園など、区内で名称が使われています。墓前祭に駆けつけた濱野健品川区長は「伊藤公が住んでおられたことは、品川区の大きな誇り」とあいさつしました。

また、同所は品川区指定文化財のため、通常時は公開されていませんが、11月14、15日の両日、文化財一般公開として開放されています。詳細は以下の通りです。

日時:11月14日(土)15日(日)午前10時~午後4時
場所:伊藤博文墓所(西大井6-10-18) JR西大井駅より徒歩3分