環境ビジネス支援審査会開催

更新日:平成21年11月16日

環境ビジネス支援審査会(プレゼン)
環境ビジネス支援審査会(審査員)環境ビジネス支援審査会(プレゼン)2
11月16日、環境に配慮した新製品・新技術の研究開発費の一部(3分の2上限500万円)を助成する「品川区環境ビジネス支援事業」の対象を選ぶ審査会が開催されました。
これは、区内に主な事業所を置く中小製造業者やグループを対象に実施しているもので、今回が2回目。6月に公募し昨年より5社多い11社が申請しました。
昨年当該助成の対象となった(株)田野井製作所(ネジ穴切削工具)は、今年度の「都ベンチャー技術大賞」の奨励賞も受賞しています。

審査会は品川区中小企業センターで開催されました。
審査員は、東京大学教授 橋本和仁理学博士、都立産業技術高等学校准教授 田村健治東京工業大学博士、河野広明特許事務所 岡本正之氏、NPO法人コアネット 佐藤安雄氏と、品川区ものづくり・経営支援課長、環境課長。
申請者は審査員を前に、自社製品について必要最小限のエネルギーによる加工、環境に優しい素材の開発、素材の節約、リユース、リサイクル、太陽光や風力、バイオマスの活用などの特色をプレゼンしました。
審査員からは、技術内容に留まらず、商品としての価値、コスト、海外進出や特許出願、技術供与に関する考えなど、多方面から厳しい質問が飛んでいました。
この審査の結果は、12月上旬頃に発表する予定です。