福島みずほ少子化対策担当大臣が認定こども園「旗の台保育園」を視察

更新日:平成21年12月9日

認定こども園視察
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12月9日(水)、福島みずほ少子化対策担当大臣が、認定こども保育園である「旗の台保育園」を視察しました。

品川区は、全国に先駆けて幼保一元化事業を積極的に進めてきました。平成14年9月に区立幼稚園と区立保育園を一体化した「二葉すこやか園」、平成16年6月に公設民営の乳幼児教育施設「ぷりすくーる西五反田」、平成18年6月には施設一体型「のびっこ園台場」を開設。認定こども園については、旗の台保育園のほかに、一本橋保育園、五反田保育園があります。

視察では、まず濱野健品川区長が区の保育施設について説明。「幼保一元化に取り組んできた中で、この認定こども園の制度ができたので、全体の保育水準を上げるために、まずは3園でやってみようということで始めた」と経緯について話しました。認定こども園の今後について「制度自体は非常にいいものだが、まだまだ課題が多いと思う。もう一歩背中を押すようなインセンティブがあれば、もうちょっと広がっていくと思う」と話しました。

その後、福島大臣は三宅君子園長の保育園運営の話を聞きながら「お母さんも働いている人と働いてない人といらっしゃる。子どもにも早く帰る子と夕方までいる子といるが、その辺はどうですか」など、保育の現場について質問。認定こども園については「新しいところに対する財政支援というのも一生懸命考えていきます」と話しました。

その後の園内視察で、大臣は園内の子どもたちと触れ合い、園児による寸劇なども鑑賞。帰り際に「保育園と幼稚園と両方の機能を持っていて、両方のよさを持っていると感じました。認定こども園の試みなども大いに応援していきたいと思っています。財政上の支援ももっとしたらいいと思いますし、厚生労働省と文部科学省ともっと話をしていきたいと思いました」と話し、子供たちに見送られながら園を後にしました。