成人式 新成人のメッセージ 平成のサクラ咲く

更新日:平成22年1月11日

成人式(ハタチのメッセージを貼り付ける)
成人式(2010実行委員会)成人式(2010区長挨拶)成人式(2010実行委員会_区民憲章)成人式(2010イベント会場)成人式(2010恩師との交流)成人式(2010恩師との交流2)
1月11日、きゅりあんを会場に、成人式記念式典が開催されました。今年度の新成人は、すべて平成生まれの2,500人。うちおよそ1,400人が出席しました。

品川区の成人式は、公募で集まった新成人16人の実行委員会を中心に、企画・運営を行っています。
今年の新しい企画のひとつは、中学の恩師との交流。
品川区の成人式では初めてのことだったが全校26人もの先生方が集まりました。
式典のステージ上に恩師が並ぶと、会場から「せんせー」の掛け声が飛びました。
代表の先生が「私たち中学校の教員は、卒業時の皆さんの姿をはっきりと覚えている。母校を愛し、自分を磨き続けて欲しい」と挨拶。その後、学校ごとに設けられたブースに分かれて、大きくなった教え子との再会を懐かしみました。
「誰だかわかる?」という生徒の問いかけに「やけにかっこいいじゃない。今なにやってるの?バスケはまだ続けてるの?」などと話が弾み、先生を中心に記念撮影をする姿があちこちで見られました。

イベント会場の真ん中で目を引く「ハタチのメッセージツリー」は、実行委員の皆さんの手作り。
学校などが終わった5時過ぎから作業し、およそ2ヶ月かけて、高さ4メートルものサクラの木を造りました。
新成人が「今叫びたいこと」をサクラの花の形の紙に書いて次々に貼り付けていきます。
「世界平和」「内面をみがく」「チャレンジ」などというメッセージに混じって「仕事みつける」「美容師への第一歩」「婚活」などのメッセージを残す人も。これらのメッセージは、顔写真とともに品川区ホームページにも順次掲載される予定です。

大ホールで行なわれた記念式典では、品川女子学院吹奏楽部によるコンサートや、来賓からの祝辞が述べられました。
濱野健品川区長からは「大人とは自分の力で生きていくこと。自分の人生をどう使い切っていくか考え、一人前の社会の構成員として、地域社会にも積極的に参加して欲しい。そして、今夜はぜひ親御さんに感謝のことばを伝えてください」と励ましのことばが贈られました。