6月19日（土）、中小企業センターのパソコン室で、町会、自治会の担当者を対象に、ホームページ作成講習会を行いました。

この事業は、町会や自治会の活動を広く紹介し、引っ越してきた人などの加入促進、若い世代の地域活動への参加促進などを目的に区が実施しているもので、今年が3回目。昨年度は、26町会・自治会の広報担当者等20人が参加し、すでに27町会のホームページが立ち上がっています。

今年度は、18日と19日の2回実施し、18日は6町会・自治会の8人が、19日は9町会・自治会の10人が参加しました。

講習会では、まず、すでにホームページを立ち上げている二葉中央町会町会の担当者が事例を紹介しました。町会内でマンションなどができ、若い人が増えたため町会のPRのためにホームページを立ち上げた経緯を話しました。「ホームページを作成する際に、レイアウトや文字の字体などを事前によく話し合うといい」「情報を更新した場合は新着情報に掲載すると見やすく、常にホームページを見てもらえる」などの実体験を交えたアドバイスがあり、受講生も頷きながら聞いていました。

続いて、ホームページ作成の実技。講師は明治大学地域コミュニティシステム研究所の半田正浩さん。比較的高齢の方が多かったですが、講師が使いやすいテンプレートを用意し、操作も比較的スムーズ。文章を作り、ホームページの更新をしたり、写真の掲載の仕方などを学んだ。講師からは「写真を掲載するときは事前に断り、無断で顔のアップ写真を載せるのはやめましょう」などの話がありました。

受講生からは質問も相次ぎ、「ホームページを導入することのメリットは？」との問いに、「若い方に町会の活動内容を詳しく知ってもらうことができる」「ホームページを定期的に更新することで町会内の絆が強くなった」「他の町会の活動を知ることができて参考になる」などの意見が出されました。

また今後は、ホームページ作成を希望する町会・自治会に対して、アドバイザーを派遣し、町会・自治会ホームページ開設を支援する予定です。