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地域のチカラで孤立死防止

更新日:2011年1月24日

八潮1号棟自治会の発表
濱野区長小山7丁目町会の発表大森駅前住宅自治会の発表第2部講演会
1月22日(土)、荏原文化センターで、「地域のチカラで孤立死防止 高齢者等地域見守り活動報告会&講演会」が開催されました。

開催にあたり、濱野区長は、「品川区で65歳以上の高齢者の3分の1がひとり暮らしをしています。また、今後は、地域との縁が薄い高齢者が増えてくるかもしれません。地域の中で支えあう、支えられる形が一番望ましい形だと思います。区では、平成21年度から地域での支えあいのために助成し、この運動を広げていきたいと思っています。今日のこの報告を、ぜひ、地域に持ち帰って、広めてください」と主催者としてあいさつしました。

第一部では、3つの町会、自治会から活動報告がありました。
約30年前に建設され、当時入居の中年層が高齢化している都営住宅である八潮1号棟自治会の篠崎会長からは、「負担を感じず、楽しいをモットーに」と題して、2件の孤立死を経験したことなどから救急安心カードへの取り組みを3つの自治会で合同に取り組み、また、負担を感じずに、楽しみながら、集会室で日曜サロンを開設し、人つきあいの強化を図っていることが紹介されました。

渋沢栄一の田園都市構想により開墾された閑静な住宅街の小山7丁目町会の葛西副会長からは「安全で安心して暮らせる地域づくりに向けて」と題して、アンケート調査により「支援したい」と手を挙げ、また、「助け合いのしくみが必要」という地域住民の意識の高さに後押しされ、訪問調査などを通じて「支え合いマップ」づくりに着手していることなどが紹介されました。

4軒に1軒が70才以上のひとり暮らし高齢者と、住居の高齢化が進む分譲集合住宅で、平成20年度に区のモデルに選定され、取り組みをはじめ、大森駅前住宅自治会の小泉会長補佐と民生委員の松尾さんからは、「気軽に声を掛け合える関係づくりをめざして」と題して、集会室でのサロン活動やボランティア「ちょいボラ倶楽部」を結成し、何気ない会話、さりげないあいさつの行なえる関係づくりを進めていることなどが紹介されました。

第2部では、日本社会事業大学社会福祉学部助教の菱沼幹男氏により、講演会「なぜ地域で助け合うことが大切か 見守り活動の意義とポイント」をテーマに講演がありました。講演会では、住民の助け合いの価値、行政以外の人たちの役割や地域には専門職が代わることのできない人間関係や居場所があることなど、情緒的支援が大切であることなどが話されました。