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品川消防団 東京初の水上特殊技能班が発足
更新日:平成23年3月4日
3月4日(金)、クリスタルヨットクラブおよび京浜港東京区第2区京浜運河(品川区東品川5丁目9番)で、品川消防団水上特殊技能班運用開始式および船舶火災消防演習が行われました。
消防団で水上特殊技能班を結成するのは東京都で初めてです。品川消防団は昨年12月に、学生や屋形船などで働く湾岸地域の企業団員が新たに加入し、団員の充足率100%を達成しました。屋形船などで働く団員が小型船舶操縦士免許を持っており、屋形船や釣船等を災害時に使えることになったため、水上特殊技能班が発足しました。
水上特殊技能班は屋形船や釣船、プレジャーボート等の所有者や従業員26人で構成され、品川消防署の管内の河川や運河地域での船舶災害の消火や救助にあたります。また震災時ベイエリアでの被災者の捜索や救助、資材の運搬に従事することを目的とし、日頃から訓練に励んでいます。
船舶火災消防演習は、品川消防署員60人、品川消防団員80人が参加しました。遊魚船が航行中に出火し、初期消火をするも延焼拡大し、3人が運河に飛び込み負傷して救助を求めるとの想定で訓練が行われました。水上特殊技能班が屋形船等で駆けつけ、大森水難救助隊と連携し3人の救助にあたり、屋形船上の消防団員や、消防艇、陸上の消防隊や消防団隊が一斉放水を行い、消火にあたる訓練を行ました。
船舶火災消防演習の様子を地域の町会や自治会、防災協議会など250人が見守りました。視察した濱野区長は、「品川の海の安全安心が守られるよう活躍を期待しています」と激励の言葉を送りました。
田中品川消防団長は、「災害時に屋形船等を提供する水上特殊技能班が結成され、消防団の機動力が高まりました。この機動力を生かして、地域の安全・安心に貢献したいです」と話しました。
消防団で水上特殊技能班を結成するのは東京都で初めてです。品川消防団は昨年12月に、学生や屋形船などで働く湾岸地域の企業団員が新たに加入し、団員の充足率100%を達成しました。屋形船などで働く団員が小型船舶操縦士免許を持っており、屋形船や釣船等を災害時に使えることになったため、水上特殊技能班が発足しました。
水上特殊技能班は屋形船や釣船、プレジャーボート等の所有者や従業員26人で構成され、品川消防署の管内の河川や運河地域での船舶災害の消火や救助にあたります。また震災時ベイエリアでの被災者の捜索や救助、資材の運搬に従事することを目的とし、日頃から訓練に励んでいます。
船舶火災消防演習は、品川消防署員60人、品川消防団員80人が参加しました。遊魚船が航行中に出火し、初期消火をするも延焼拡大し、3人が運河に飛び込み負傷して救助を求めるとの想定で訓練が行われました。水上特殊技能班が屋形船等で駆けつけ、大森水難救助隊と連携し3人の救助にあたり、屋形船上の消防団員や、消防艇、陸上の消防隊や消防団隊が一斉放水を行い、消火にあたる訓練を行ました。
船舶火災消防演習の様子を地域の町会や自治会、防災協議会など250人が見守りました。視察した濱野区長は、「品川の海の安全安心が守られるよう活躍を期待しています」と激励の言葉を送りました。
田中品川消防団長は、「災害時に屋形船等を提供する水上特殊技能班が結成され、消防団の機動力が高まりました。この機動力を生かして、地域の安全・安心に貢献したいです」と話しました。