小中一貫校 品川学園開校式

更新日:平成23年4月6日

小中一貫校 品川学園開校式
濱野区長あいさつ児童たち1児童たち2生徒たち生徒代表のあいさつ学校入口開校式の桜品川小学校と城南中学校の校旗
4月6日(水)、品川地区の城南中学校と、隣接する品川小学校を母体とした、品川区で5校目の施設一体型小中一貫校「品川学園」の開校式が行われました。

 品川学園は、第一三共株式会社から学校敷地に接する約7,000平方メートルの土地を購入して運動場として整備し、さらに幼稚園と保育園の機能を持った幼保一体施設も同敷地内に併設された、0歳の乳児から15歳の児童生徒までが通う複合施設です。

 この学園には、自分の考えや行動に対する責任や、コスト意識などの資質を獲得することを目的とした体験型経済学習の専用施設、スチューデントシティとファイナンスパークが併設されているという特色があります。(平成23年6月開始予定)

 開校式には2年生から9年生までの生徒およそ520人が、広々としたアリーナに整列。濱野区長は「これまでの伝統を受け継ぎ、次世代を担う力強い人材を育み、魅力ある学校となることを期待します」と開校宣言を行いました。

 続いて児童生徒の代表として挨拶に立った生徒会長の篠原さんは「今回の大震災で被災され、学校に通うことができない人もいるなかで、学校生活が送れることを当たり前と思ってはいけない。この学校でよかったと思えるような学校にしていきたい」と力強く語りました。

 品川区では、平成18年度から区内すべての小・中学校で「品川区小中一貫教育要領」に基づく小中一貫教育を実施しており、併せて各地区に施設一体型小中一貫校の整備を進めています。
 平成25年4月には荏原東地区に、6校目となる施設一体型小中一貫校「豊葉(ほうよう)の杜(もり)学園」が開校する予定。