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南品川シルバーセンター「食事処 南品川」に被災者の方をご招待
更新日:平成23年5月13日
5月13日(金)、南品川シルバーセンター内で月1回開店する「食事処 南品川」での食事会に、東日本大震災で被災し品川区の区民住宅に入居している方たちが招待され、地域の高齢者や、避難してきた他の被災者らと交流し会話や食事を楽しみました。
「食事処 南品川」は、介護予防の外出習慣化事業として平成22年10月に開店しました。毎月第2金曜日に、栄養バランスのいい手作りの食事を提供し、かんたん体操や「認知症を予防するためには?」といったミニ講座を行っています。
招待されたのは、福島・宮城などから避難してきた5人の方たち。現在は区内のマンション型の同じ区民住宅で避難生活を送っていますが、これまでお互いの面識もなく、近隣に知り合いもいない状態で、居宅内にひきこもりがちな生活でした。
このまま孤独な避難生活を続けることは、精神的にも肉体的にも負担が大きいと考えた近所の民生委員が声をかけたことがきっかけで、この日の参加が決まりました。
参加した宮城県石巻市から夫婦で避難してきた女性は、「津波で家ごと流され、着のみ着のままで逃げた。避難所を転々とした後、区民住宅に入れて、やっと少し落ち着いてきました。またぜひ参加したい」と語りました。
また、福島県浪江町から娘夫婦と避難してきた男性は、「長い間日照りにあった人にとっての恵みの雨のように、皆さんの心のこもったお招きに心から感謝します」と語りました。
それぞれが自ら経験した震災の状況などを語ると、普段からこの会に参加している地域の方たちは、皆真剣な表情で聞き入っていました。
「食事処 南品川」は、介護予防の外出習慣化事業として平成22年10月に開店しました。毎月第2金曜日に、栄養バランスのいい手作りの食事を提供し、かんたん体操や「認知症を予防するためには?」といったミニ講座を行っています。
招待されたのは、福島・宮城などから避難してきた5人の方たち。現在は区内のマンション型の同じ区民住宅で避難生活を送っていますが、これまでお互いの面識もなく、近隣に知り合いもいない状態で、居宅内にひきこもりがちな生活でした。
このまま孤独な避難生活を続けることは、精神的にも肉体的にも負担が大きいと考えた近所の民生委員が声をかけたことがきっかけで、この日の参加が決まりました。
参加した宮城県石巻市から夫婦で避難してきた女性は、「津波で家ごと流され、着のみ着のままで逃げた。避難所を転々とした後、区民住宅に入れて、やっと少し落ち着いてきました。またぜひ参加したい」と語りました。
また、福島県浪江町から娘夫婦と避難してきた男性は、「長い間日照りにあった人にとっての恵みの雨のように、皆さんの心のこもったお招きに心から感謝します」と語りました。
それぞれが自ら経験した震災の状況などを語ると、普段からこの会に参加している地域の方たちは、皆真剣な表情で聞き入っていました。