ひったくりゼロキャンペーン 話題の『くるみちゃん』を無料配布

更新日:平成23年10月19日

ひったくりゼロキャンペーン 「くるみちゃん」を無料配布
濱野区長あいさつ来賓あいさつ品川警察署員によるひったくりの実演品川警察署員によるひったくりの実演実演を見守るピーポ君と参加者くるみちゃん配布くるみちゃん配布ひったくり防止カバー「くるみちゃん」
10月19日(水)、品川区と区内4つの警察署との合同による、ひったくりゼロキャンペーンが、イオン品川シーサイドフォレスト ジュネーブ広場(東品川4-12-5)で行われました。

品川区では、「暮らしを守る安全・安心都市」の実現に向けて、品川・大井・大崎・荏原の区内各警察署と連携し「品川区民の安全向上に関する協働宣言」を平成23年3月に締結しました。
また、この協働宣言に基づき、「品川区セーフティアップ運動基本計画」を策定し、町会や自治会、PTA、防犯協会などの関係団体との連携を強化し、犯罪の減少に向けて取り組んでいます。

その取り組みのひとつが「ひったくり防止」。
警視庁の統計によると、自転車利用者のひったくり被害の約9割が、追い越しざまに前カゴのバッグ等を奪われています。
これを防止するため、警視庁が考案し、品川区が協力作成したひったくり防止カバー「くるみちゃん」850枚を、自転車で来場した参加者に無料で配布し、自転車の前カゴへの取り付けを行いました。

「くるみちゃん」は警視庁のマスコットキャラクター「ピーポ君」と、品川区の防犯キャラクター「しなぼう」のイラストが銀色のカバーに描かれていて、かごを丸ごと包み、カバーの上部にあるジッパーを開閉させて荷物の出し入れをすることができます。

同キャンペーンでは、歩行者や自転車に対するひったくりの実演も行われ、被害にあわないための注意点や、「くるみちゃん」の有効性などについての説明を、参加者はみな真剣な表情で聞き入っていました。

「くるみちゃん」を取り付けてもらった年配の女性は、「以前はネットタイプのカバーで、ひったくりにあったことがある。くるみちゃんは、荷物も見えないので安心」と語りました。