小中一貫校八潮学園の学園祭に幼稚園、保育園の園児が参加

更新日:平成23年11月2日

八潮学園の学園祭に保育園と幼稚園の園児が参加
園児たちが八潮学園に登校プログラム舞台に立つ園児達園児の合唱を鑑賞する八潮学園の生徒達真剣に歌う子ども達真剣に歌う子ども達真剣に歌う子ども達歌い終わってハイタッチ
11月2日(水)と3日(木)、品川区の八潮地区の4保育園と1幼稚園の園児約100人が、保幼小ジョイント期カリキュラムの一環として、近隣の品川区立小中一貫校 八潮学園(八潮5-11-2)の学園祭「青流祭」に参加しました。

品川区では、平成20年度から全小学校と、希望する公私立保育園、幼稚園が連携し交流を続けています。
保幼小連携事業は、就学前の保育園や幼稚園の園児が、近隣の小学校と継続的に訪問、交流することで、自然な形で学校環境に慣れ親しむ機会をつくり、学校生活に期待や意欲を持って就学できるようにすることが目的。
23年度はこれをより発展させた、就学前の5歳児が定期的に小学校に滞在し、小学校の教育時程を体験する「スクール・ステイ」も一部エリアでモデル実施しています。

八潮地区は品川区東部の埋め立てエリアで、昭和50年代後半に入居がスタートした「ニュータウン」。
四半世紀が経過し、区内でもっとも少子高齢化がすすむ地域です。
京浜運河をへだて数本の橋で内陸部と繋がっているという特殊な地形のため、地区内の保育園、幼稚園の園児の多くが、卒園するとそのまま同地区内唯一の小中学校である八潮学園を選択し、通学しています。
このため、「保幼小の交流」がより実践的に行われているエリアです。

園児達は、「とはともだちのと」「せかいじゅうのこどもたちが」の2曲を合唱し、来春入学する八潮学園の先輩たちや、保護者の前で披露。
緊張した面持ちで舞台にあがり大きな声で歌った園児達は、口々に「(ライトが)熱かった」「緊張した」と笑顔で話していました。