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大崎中学校でパラリンピック金メダリスト大日方さんが講演

更新日:2011年11月18日

大日方邦子さん
大崎中学校体育館三木小学校5・6年生生徒からの質問パラリンピックでの活躍を見る
大崎中学校(西品川3-10-6)で11月18日(金)、冬季パラリンピック・アルペンスキー金メダリストの大日方邦子(おびなた・くにこ)さんを招いて講演会が開催されました。

これは、東京都が今年度から東京都障害者スポーツ協会に委託して行う新規事業「パラリンピアン等の派遣による普及啓発事業」の第1回目として行われるもの。「市民科」授業の一環として、大崎中学校の全校生徒と施設分離型小中一貫校として緊密に連携している三木小学校(西品川3-16-28)の5・6年生児童が参加しました。

まずはじめに、2006年トリノパラリンピックで金メダルを獲得した際のVTRで競技を紹介。「この前の競技で銀メダルを獲得してすごいと周りからは言われた。しかし、実際には誰かに負けていて悔しかった。技術的にではなく勝ちたいという気持ちが足りないと思った。最終的には、自分との戦いだった」と金メダルを獲得した当時を振り返りました。
獲得したメダルを見た小学生は「やっぱり金メダルがいいね」と素直な感想を話していました。

また、中学時代、義足のために制服のスカートが履けずズボンだったことで、イジメを受けた経験を話しました。「同級生に障害者は弱い人という思い込みがあり、私が強い子だったためムカつかれ、水を掛けられたり、雑巾を投げつけられたりした。また、無視されたり、汚い言葉を言われたこともあった。だけど、一番辛かったのは、周りの人が見て見ぬフリだったこと。だから、周りの人がイジメられている人と一緒に解決しようとすることが、助けになり力になる」と体験を元に語りました。

最後に、中学生の「努力は報われますか」との質問に、「すぐには結果が出ないかもしれない。しかし、失敗が役に立ち、次につながる。報われないことをあきらめるのではなく、自分を信じてあきらめないことが大切」と挑戦を続けることの重要さを伝えました。