品川区生活安全協議会を開催

更新日:平成24年2月7日

品川区生活安全協議会を開催
山田副区長あいさつ区内4警察署長報告を受ける委員達質問する委員
2月7日(火)、品川区生活安全協議会が開催され、品川区自主的防犯活動団体を設立しセーフティアップパトロール隊(略称SAP)を募集することや、新「近隣セキュリティシステム(まもるっち)」への切り替えなどについての報告がされました。

この協議会は区長を会長とし、区内警察署長、警視庁、防犯協会会長、PTA連合会会長などで構成され、犯罪を未然に防ぎ、犯罪の減少を目指して昨年7月に策定された「品川区セーフティアップ運動基本計画」を推進しています。

会の冒頭、あいさつに立った山田副区長は、「平成23年の区内刑法犯認知件数は4,171件と、前年に比べ228件減少しました。品川区は23区の中でも、7番目に発生件数が少ない区です。皆さんのご協力により、これまでの取り組みが成果をあげていることに感謝いたします」と語りました。

「品川区セーフティアップ運動基本計画」の中では、特に「振り込め詐欺」「ひったくり」「万引き」「自転車盗」の4つの犯罪の減少に重点を置いています。

今回の協議会では、4つの犯罪への取り組み結果についても報告がありました。
平成23年中の区内の発生件数は、振り込め詐欺が50件、ひったくりが27件、万引きが445件と、それぞれ前年より大幅に減少していますが、自転車盗は1,207件で微増となり、刑法犯認知件数の約3割を占める自転車盗の対策が、今後の大きな課題となっています。

最後に事務局から、平成24年度中に「品川区暴力団排除条例」の制定に向けた検討を行っていくことが報告されました。