23区初 雇用施策等を一体的に実施するための協定を締結

更新日:平成24年3月2日

23区初 雇用施策等を一体的に実施するための協定を締結
23区初 雇用施策等を一体的に実施するための協定を締結23区初 雇用施策等を一体的に実施するための協定を締結協定書
3月2日(金)、品川区と東京労働局および品川公共職業安定所が、雇用施策等を一体的に実施するための協定を締結し、その調印式が品川区役所で行われました。

生活保護受給世帯に対する就業支援についての協定は、新宿区や墨田区などでもすでに区とハローワークとの連携が始まっていますが、品川区は23区で初めて、区内中小企業への雇用支援やシルバー世代への就労支援などもあわせて行う、一体的な就業支援施策を実施することになりました。
 
調印式は、24年度に本格実施となる「品川区就業センター」のオープンに先駆けて行われました。
「品川区就業センター」は、区役所から200メートルほどの距離にある区立中小企業センター(西品川1-28-3)の1階に開設されます。

ここでは、ハローワークの分室として専門相談員が常駐し、区とハローワークが一体となって運営を行います。
生活保護受給者や母子家庭等への就業支援事業については、区の就労自立支援相談員と、ハローワークの就職支援ナビゲーターが協力して就労支援にあたることになっています。

また、区内中小企業が優秀な人材を確保できるよう、採用コンサルタントによるサポートや求人情報の発信など、求人と求職をマッチングさせる企業支援も行うほか、10月には、おおむね55歳からの無料職業紹介所「サポしながわ」(北品川3-11-16)を「品川区就業センター」内に移転させ、シルバー世代の就労支援についても強化を図っていきます。
 
調印にあたって濱野区長は、「平成22年度に閣議決定されたアクション・プランを活用し、区民や区内企業の就労について地域の実情に合った支援施策を充実させていきたい」と語りました。

【品川区就業センター オープン記念式典】
    平成24年3月26日(月) 午前8時30分~