4月7日（土）、防災設備を備えた公園として昨年リニューアルオープンした荏原町公園（中延5-14-5）で、同公園と三間道路および地域防犯カメラ設置から1周年を記念して、セレモニーが行われました。

荏原町公園は、大井町線荏原町駅の南東にある広場型公園で、昨年4月に防災施設を備えた公園としてリニューアルオープンしました。また、公園周辺の近くを走る三間道路を中心に、中原街道～第二京浜国道までの間で広範囲に地域防犯カメラも設置されました。同月には、公園開園や防犯カメラの設置を祝して記念パレードなどの式典を予定していましたが、東日本大震災の発生により延期となっていました。

この日行われた記念セレモニーは、地域の商店街・旗の台四丁目商店街と荏原町商店街振興組合の共催で毎年この時期に行っている「春のにぎわいフェスティバル」（昨年は震災の影響で秋に実施。今年の実施期間は7日～9日）の中で実施され、濱野区長や荏原町商店街振興組合の町田理事長らが出席しました。

濱野区長は、地域の商店街が主体となって公園の1周年を祝っていただくことに感謝の言葉を述べ、「区では災害に強いまちづくりを進めています。これからもこの近くや、別の地域にこういった防災施設を備えた公園をつくっていきたいと考えています。引き続き、地域の皆さんでこの公園をかわいがっていただければと思います」と挨拶しました。

「春のにぎわいフェスティバル」は、荏原町駅周辺で開催され、旗岡八幡神社では満開の桜の下、琴の音色が流れる中で花見お茶会が行われました。また、シャイニングロードではうさぎやひよこなどの動物と触れ合える「動物ランド」や、南三陸町など各地物産展やフリーマーケットなどが実施されました。

そのほか、会場では能登キリコや大日本プロレスも披露され、多くの見物客が訪れていました。「春のにぎわいフェスティバル」は、9日（月）まで開催されています。皆さんもお出かけになってみてはいかがでしょうか。