第1回ムサコのたけのこ祭り

更新日:平成24年4月22日

ムサコのたけのこ祭り1
金田実行委員長濱野区長飯島町長笠原シェフムサコのたけのこ祭り2ムサコのたけのこ祭り3ムサコのたけのこ祭り4ムサコのたけのこ祭り5ムサコのたけのこ祭り6ムサコのたけのこ祭り7ムサコのたけのこ祭り8ムサコのたけのこ祭り9
4月22日(日)、東急目黒線武蔵小山駅前広場で、「第1回ムサコのたけのこ祭り」が行われ、特製のたけのこ汁が3150人に無料で振る舞われました。

この企画は、4月20日(金)から5月6日(日)まで、武蔵小山の7つの商店街(武蔵小山商店街連合会)が合同で開催しているイベント「ムサコフェス」の中で行われたもので、今回が初開催です。

武蔵小山商店街連合会では、武蔵小山駅のある荏原地区にかつて竹林が広がり、江戸時代にはたけのこの産地として知られていたことから、たけのこをテーマにまちおこしを企画。街中にイベントフラッグが設置されたほか、新たにマスコットキャラクター“ムサコのたけ丸君”を製作するなど、地元では盛り上がりを見せています。

ムサコフェス実行委員長の金田臣二さんは「最近では似たような呼び方をする街もあると聞いていますが、“ムサコ”といえば武蔵小山。たけのこ祭りをきっかけに、“ムサコ”の呼称を広く周知していきたい」と話していました。

特製のたけのこ汁を考案したのは、テレビなどでも活躍中の人気料理人・「賛否両論」店主の笠原将弘さん。武蔵小山生まれの笠原さんは、平塚小学校、荏原第一中学校の卒業生で、多忙な中も「地元のためなら何でもします」と依頼を快諾し、この日も午前8時半から仕込みを行い、「いつでも魂は武蔵小山にあります!」と意気込んでいました。

たけのこは、現在の産地である千葉県の大多喜町から提供され、同町では役場が所有する直径2メートルの大鍋・本田忠勝鍋を投入し、かつてのたけのこの産地と現在のたけのこの産地の共同企画を強力にバックアップ。この日は、同町の飯島勝美町長も駆け付け、「本田忠勝鍋は普段なかなか外に持ち出すことはないものなのですが、今日は特別に運んできました。このお祭りをきっかけに大多喜町のことを皆さんに知っていただければ」と挨拶しました。

大鍋はお湯を沸かすのに2時間以上かかるほどの大きさで、多くの見物客が「大きい!」と歓声を上げながら記念撮影を楽しんでいました。

会場は、イベント開始前の午前11時半には約800人の行列ができ、挨拶した濱野区長は「武蔵小山は品川区の西の玄関口で、ますます発展していかなければならない街です。全国に響く、品川を代表する商店街を今後も皆さんに応援していただきたい」と話しました。

予定の3000食を150食オーバーして振る舞われた、熱々のたけのこ汁を試食した皆さんは「具沢山でおししい!」「たけのこがいっぱい入っている!」と、笑顔を見せていました。会場では、創作料理・たけのこ丼も販売されたほか、千葉県大多喜町の物産展、やきそばなどの模擬店、たけ丸君の着ぐるみも初披露され、記念撮影ができるコーナーには、行列ができていました。

5月6日まで行われる「ムサコフェス」は、期間中、武蔵小山周辺で食べ歩き、飲み歩きを楽しむ「ムサコバルウォーク」(26日)、ムサココンサート(28日)や、品川区の商品券が当たるクイズなどが実施されます。