鮫浜小学校 しなぼうのまもるっち装着点検

更新日:平成24年5月16日

しなぼうのまもるっち教室1
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5月16日(水)、鮫浜小学校(東大井2-10-14)全生徒約130人に対して、近隣セキュリティシステム「新・まもるっち」の使い方を学ぶ「まもるっち教室」が開かれました。

「まもるっち」は、区内の小学生を対象とした、区独自に開発したセキュリティシステムの小型携帯端末。
GPS及び携帯電話機能付防犯ブザー「まもるっち」のストラップを引くと、周囲に警報音が鳴り響き、同時に区役所内に設置されたまもるっちセンターに通報され、オペレーターとの会話が可能になります。

オペレーターとの会話をとおして、本人の安全確認や周囲の状況確認が行われると同時に、GPS機能で児童の現在位置を把握。
緊急を要する場合、学校の先生、生活安全サポート隊や、区内で登録されている約13,000人のボランティア協力員が駆けつける仕組みです。

品川区は今回、KDDI株式会社の協力を得て、同社製の市販製品「マモリーノ2」を品川区版「新・まもるっち」に改良し、この4月に区内の全小学生約13,000人に貸与しました。

新型は旧型に比べて、GPSによる位置測定精度が向上。
また、学校の授業中や病院等で設定できる擬似的な電源OFFモード(防犯ブザー機能は維持)を搭載するほか、緊急地震速報の受信が可能になるなど、安全面や使い勝手などの機能が充実しました。

体育館で行われた「まもるっち教室」で、川崎生活安全担当課長は、「交通事故に遭わないように、まもるっちを見ながら歩かない」、「まもるっちの防犯ブザー用ストラップを誤って踏んで鳴らさないように、ストラップの長さはおへその上にくるように調節しよう」、「まもるっちを鳴らしたら、スイッチを元に戻そう」と3つの約束を子どもたちに話しました。

続いて登場した、品川区の防犯マスコット「しなぼう」。
平成19年に誕生したキャラクターで、番犬・護衛犬としてアルプス地方で活躍するバーニーズ・マウンティンドッグをイメージして作られました。

防犯マスコットの「しなぼう」と触れ合いながら、ストラップの長さを確認してもらった子どもたちは、「帰る連絡をするときは歩きながら連絡すると危ないから、学校にいるときに連絡しなきゃいけないね」などの約束事を、子どもたち同士で確認していました。

この「まもるっち教室」は、区内の小学校を対象に今後も行っていく予定です。