ジンバブエ共和国チャンギライ首相夫人が品川児童学園を視察

更新日:平成24年7月18日

チャンギライ首相夫人を出迎える品川児童学園の子どもたち
高橋園長と握手するエリザベス夫人子どもたちと一緒に体操するエリザベス夫人手作りのレイをプレゼント子どもたちと一緒に給食を試食施設や事業内容について説明を受けるエリザベス夫人エリザベス夫人から、ジンバブエの国をかたどったレリーフが送られた職員一人ひとりと握手品川児童学園外観
7月18日(水)、ジンバブエ共和国のチャンギライ首相夫人が、品川児童学園を訪問し、施設や園児たちの活動を視察しました。

ジンバブエ共和国はアフリカ大陸の内陸部に位置し、国土面積39万平方キロメートルで日本よりやや大きく、人口は1,257万人と日本の約10分の1です。

今回、チャンギライ首相に同行し訪日したエリザベス夫人は、南部アフリカ障害者親善大使を務めるなど、障害者(児)への造詣も深く、日本の障害児教育の現状を知りたいという意向から、品川児童学園が視察先に選ばれました。

品川児童学園は、就学前の知的障害児の通園施設で、早期に訓練、指導を行い、社会生活、集団生活などへの適応能力の向上を目的としていて、現在27人の子どもたちが通園しています。

日本とジンバブエ共和国、両国の国旗を持った子どもたちが出迎えると、エリザベス夫人は日本語で「こんにちは」と笑顔であいさつ。
ホールで行われたエリザベス夫人を歓迎する「サンキューの会」では、一緒に体操をするなどして子どもたちとふれあいました。
その後、子どもたちと一緒に、焼きそば、しゅうまい、玉子スープの給食を試食。お箸を巧みに使いこなし、「おいしいです」とうなずきながら、焼きそばを試食しました。

エリザベス夫人は、高橋 純子園長による施設や事業内容の説明には熱心に耳を傾け、「利用者の負担はどのくらいか?」「卒園した子どもたちの行き先は?」など真剣な表情で質問を重ねました。

最後には、職員一人ひとりと握手を交わして日頃の労をねぎらい、笑顔の絶えない視察となりました。