上神明小学校で伝統行事のぶどう狩り

更新日:平成24年9月3日

上神明小学校で伝統行事のぶどう狩り
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9月3日(月)、区立上神明小学校(二葉4-4-10)で、伝統行事の「ぶどう狩り」が行われました。

同校には、樹齢45年(推定)のぶどうの木が2本、地上から屋上に掛けて枝を伸ばしています。品種は「甲州三尺」で、ワインなどによく用いられる甲州種の突然変異といわれ、淡紅色を帯びた白黄色の実が特徴。ぶどう狩りは、2階テラス部分に設けられたぶどう棚で行われ、この日は、同校児童131人のほか、近隣の冨士見台保育園の年長児20人も参加しました。

これは、保・幼・小の交流を進める「スクールステイ」事業の一環で、冨士見台保育園の年長児は、週1~2回のペースで学校を訪れ、専用の教室も設置しています。様々な場面で交流を続けており、ぶどう狩りもその交流の一つで昨年度から開始。この日は2時間目の授業時に5年生が保育園児とペアになりました。

5年生は園児と手をつないで、「どのぶどうを採りたい?」「ぶどうの上の茎を切るんだよ」と話したり、高い場所に実った房を収穫するために、抱っこをしたり、台を用意したりと、園児のために一肌脱いでいました。また、1年生は6年生とペアとなってぶどう狩りを行いましたが、昨年冨士見台保育園の園児として参加した児童が6人おり、慣れた様子で房を切り落としていました。

今年は6月から剪定を行ったため、房自体が大きく、また一粒一粒も大きく実りました。ぶどうを味見した児童・園児たちは、「すごい甘い」「もっと食べたい」と笑顔。 収穫したぶどうは、お土産として自宅に持ち帰るほか、1年生はぶどうジュースをつくる予定。また、近隣の住民にも配ることになっています。