目黒のさんま祭り

更新日:平成24年9月10日

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9月9日(日)、目黒駅東口の誕生八幡神社(品川区上大崎2-13-36)周辺で、「目黒のさんま祭り」が開催されました。

無料で配られるさんまは、毎年岩手県宮古市から届けられており、漁協の協力により今年も7000匹のさんまが届けられました。祭りを主催する目黒駅前商店街振興組合は、一昨年まで「食べて 笑って お代は無料」をテーマに掲げていたが、昨年より宮古市を応援するために「食べて 笑って お代は募金箱へ」と題し、義援金を募るなど復興支援も行いました。

この祭りは、古典落語「目黒のさんま」にちなみ、平成8年に始まり、今回で17回目。地域に昔ながらの人情と暖かさを取り戻そうと目黒駅前商店街振興組合が企画。平成11年より宮古市から無償提供されているさんまには、すだち(徳島県神山町提供)と、大根おろし(栃木県那須塩原市高林提供)が付く。今年も2万人を超す人出で、長蛇の列ができました。
「目黒のさんま祭り」に宮古市がさんまを無償提供しているのが縁で、品川区と宮古市は平成14年から災害時相互援助協定を結んでいる。東日本大震災発生後は、品川区では救援物資や義援金を募り、商店街でも救援物資や義援金が集められ宮古市へ届けられました。
昨年に引き続き、宮古水産高校の生徒が祭りに参加し、生徒たちは実習で作った「さんまの缶詰」を販売しました。

そのほか、生サンマ無料配布、宮古市、神山町、高林の物産展や、無料の落語会「目黒のさんま寄席」が開かれFM88~89メガヘルツで生放送されました。

濱野区長は「一日でも早く元の宮古に戻れるように品川区として応援していきたい。このさんまを味わって東北に想いをはせてくれればありがたいです」とあいさつ。

さんまを手にした参加者の一人は「今年は朝8時から列に並んだが、来年はもっと早く来たい」と意気込みを語っていました。