千葉県大多喜町の飯島町長が濱野区長を訪問

更新日:平成24年12月11日

飯島大多喜町長と握手する濱野区長
懇談の様子懇談の様子大多喜町の飯島勝美町長懇談の様子
12月11日(火)、千葉県大多喜町の飯島勝美町長が区役所を訪れ、武蔵小山周辺の7商店街が合同で行っているイベント、「ムサコフェス」が縁となり始まった区との交流について、濱野区長と懇談しました。

 大多喜町は、品川から高速アクアラインを経由して車でおよそ90分、千葉県の県央に位置する、人口1万400人程の風光明媚な町です。関東一遅い紅葉スポットといわれる養老渓谷や、菜の花列車としても有名な「いすみ鉄道」、徳川家康につかえた武将 本多忠勝を初代城主とする大多喜城など、見所も満載。

 大多喜町と品川区は、東急目黒線武蔵小山駅を中心に、今年の4月20日(金)から5月6日(日)にかけて行われたムサコフェスが縁となって、交流がスタートしました。
 なかでも4月22日(日)に開催された「第1回ムサコのたけのこ祭り」では、テレビなどでも活躍中の人気料理人、笠原将弘さんが考案した3,150食の特製たけのこ汁が振る舞われ、多くの人が訪れました。
 実はこの時に使用されたたけのこが、千葉県の大多喜町から提供されたものでした。

 同町は関東有数のたけのこの産地で、たけのこ祭りを開催するために奔走していた武蔵小山商店街連合会からの協力要請を快諾。さらに、役場が所有する直径2メートルの大鍋・本田忠勝鍋を投入し、かつてのたけのこの産地と現在のたけのこの産地の共同企画を強力にバックアップしました。

 これ以降も、武蔵小山一番通り商栄会の「一番祭り」や、後地商店街連合会の「うしろじまつり」で物産展を開催するなど、民間レベルの交流が続いています。

 懇談の席上、「平成25年4月に千葉圏央道が開通し、ますます都心と近くなります。これからさらに、品川との関係を深めていきたい」という飯島町長の言葉をうけ、濱野区長は「様々な分野で、今後も交流を深めていきましょう」と笑顔で語りました。