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品川区初となる区内一斉防災訓練を実施

更新日:2013年2月2日

品川区初となる区内一斉防災訓練
訓練に先立ち、開始式で敬礼する区職員本部運営訓練で報告を受ける濱野区長源氏前小学校の児童引き取り訓練源氏前小学校 子どもたちも避難所運営訓練に参加源氏前小学校 体育館で水などを配付源氏前小学校 医療救護所を視察する濱野区長鈴が森中学校 仮設トイレの設置訓練鈴が森中学校 防災ビデオを視聴する参加者
2月2日(土)、大地震により区内に大きな被害が生じ、複数の場所で避難所の運営が必要になった場合を想定し、区民およそ1,300人が参加した、品川区ではじめての区内一斉防災訓練が行われました。

これまでの地区総合防災訓練は、例年9月から11月にかけて、区内13カ所の地域センター管内ごと別々に行われています。
今回は、大地震により区内全域が被災した際に、区の災害対策本部と連携しながら、各地域において区民と区職員が協力し、避難所の開設・運営を行うことに主眼を置いた、初めての訓練となりました。

午前9時30分、東京湾を震源とする震度7の地震が発生したことを想定し、訓練がスタート。
区長を本部長とする区災害対策本部が立ち上がると、「荏原地域で多数の火災が発生」「続々と避難所に人が集まっている」といった、被害状況等が報告されました。

災害対策本部は、約300人の区職員を13地域センター管内の学校避難所へ派遣することを決定。
派遣された職員らは、有事の際に当該避難所が指定されている町会・自治会の防災リーダーらと協力・連携し、避難所開設、避難所運営訓練を行いました。

避難所の一つである源氏前小学校(中延6-2-18)では、全校児童約140人とその保護者も参加。
引き取り訓練後に各町会に合流し、割り当てられた教室に避難しました。

また、校長室を本部とした避難所運営訓練では、各町会長等で構成される運営会議のメンバーが、その場で提示された事例について話し合い、対応を協議。
各町会に合流した児童や保護者も、町会員の一員として、避難所運営会議からの指示をうけ、避難者の受入れや支援物資の配付を行うなど、本番さながらの訓練となりました。

また、同校は医療救護所にも指定されていることから、薬剤師会や歯科医師会、接骨師会等の協力のもと、備蓄している医療資機材や災害時用にストックしている薬を保健室に運び込み、確認作業や、不足物品のチェックなどもはじめて行いました。

参加した町会役員の男性は、「訓練を重ねるごとに、新しい課題が見つかる。実際やってみなければ分からないことが多い。こういった訓練は重要だと思う」と話していました。

現場を視察した濱野区長は、「有事の際には、もっとたくさんの避難者が訪れると思います。学校の設備や機能をよく知る皆さんの力が必要です。訓練を通して、まちを支える一員となってください」と、集まった皆さんを前にあいさつしました。

区防災課の担当者は、「帰宅困難者など、地域外の避難者受け入れを想定した訓練も必要」と、今回の訓練で得た課題について、参加した区民アンケートの声を反映させるなど、今後の訓練に活かしていきたいと語っています。