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区立中学校で卒業式
更新日:平成25年3月19日









3月19日(火)、区立中学校10校、小中一貫校5校で卒業式が行われ、荏原第一中学校では173人が卒業証書を授与されました。
今年卒業する生徒たちは、入学した年の年度末に東日本大震災を経験しています。
井上好嗣校長は式辞の中で、福島の原発事故により全町村避難を余儀なくされている富岡町や飯館村の卒業生の、「夢を諦めかけたこともあるけれど、たくさんの人たちのおかげで今を生きている。将来は村を支える人になりたい」「逆境でも、未来に向かって力強く進んでいきたい」という言葉を紹介し、「みなで一緒にこの日を迎えることができたことを、当たり前と思わず感謝の心を持ってください」と語りかけました。
また、フランスの哲学者パスカルの名言、「人は一本の葦にすぎない。もっともひ弱い存在だが、考える葦である」を引用し、「常に『考える』ことを忘れず、国際社会で貢献できる人になってほしい」と卒業生にエールを送りました。
続いて、来賓として挨拶した濱野区長は、「これからの社会を、未来を担う皆さんに、二つのことをお願いしたい。一つは、自分の生まれ育った地域を知り、愛し、誇りを持ってください。そしてもう一つ、日本が平和な国であり続けるためにも、世界の国々をもっと知って欲しい。皆さんの活躍と、輝かしい前途を祈ります」と話しました。
卒業生代表の鈴木達也さんが、時折声を詰まらせながら、「先生や家族、友達、地域の皆さんに支えられてここまで来ました。感謝の気持ちを忘れずに、これからの社会を引っ張る人になりたい」と答辞を読み上げると、会場にはすすり泣きの声が広がりました。
卒業生合唱では、卒業生が3年間の思い出を振り返り、涙を流しながら「旅立ちの日に」「仰げば尊し」を歌いました。
今年卒業する生徒たちは、入学した年の年度末に東日本大震災を経験しています。
井上好嗣校長は式辞の中で、福島の原発事故により全町村避難を余儀なくされている富岡町や飯館村の卒業生の、「夢を諦めかけたこともあるけれど、たくさんの人たちのおかげで今を生きている。将来は村を支える人になりたい」「逆境でも、未来に向かって力強く進んでいきたい」という言葉を紹介し、「みなで一緒にこの日を迎えることができたことを、当たり前と思わず感謝の心を持ってください」と語りかけました。
また、フランスの哲学者パスカルの名言、「人は一本の葦にすぎない。もっともひ弱い存在だが、考える葦である」を引用し、「常に『考える』ことを忘れず、国際社会で貢献できる人になってほしい」と卒業生にエールを送りました。
続いて、来賓として挨拶した濱野区長は、「これからの社会を、未来を担う皆さんに、二つのことをお願いしたい。一つは、自分の生まれ育った地域を知り、愛し、誇りを持ってください。そしてもう一つ、日本が平和な国であり続けるためにも、世界の国々をもっと知って欲しい。皆さんの活躍と、輝かしい前途を祈ります」と話しました。
卒業生代表の鈴木達也さんが、時折声を詰まらせながら、「先生や家族、友達、地域の皆さんに支えられてここまで来ました。感謝の気持ちを忘れずに、これからの社会を引っ張る人になりたい」と答辞を読み上げると、会場にはすすり泣きの声が広がりました。
卒業生合唱では、卒業生が3年間の思い出を振り返り、涙を流しながら「旅立ちの日に」「仰げば尊し」を歌いました。