ムサコのたけのこ祭り開催!3,333人に特製たけのこ汁配布

更新日:平成25年4月21日

ムサコのたけのこ祭り
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4月21日(日)、東急目黒線武蔵小山駅前広場で「第2回ムサコのたけのこ祭り」が行われ、あいにくの空模様にもかかわらず、会場には昨年と同じく約3,600人が訪れました。

これは、武蔵小山のまちを盛り上げようと、平成23年に7つの地元商店街が結成した「武蔵小山商店街連合会」が開催しているイベントで、今年が2回目です。武蔵小山駅のある荏原地区にかつて竹林が広がり、江戸時代にはたけのこの産地として知られていたことから、たけのこをテーマにまちおこしを企画。
セレモニーでは、山田恵美子副区長が「このたけのこ祭りは(たけのこを提供している)千葉県大多喜町、地元商店街の協力があって、実現しているものだと思います。楽しいイベントを続けることによって益々、武蔵小山が発展していくことを祈念しております」とあいさつしました。

昨年も好評だった特製のたけのこ汁は、今年も武蔵小山生まれの人気料理人、笠原将弘さん(「賛否両論」店主)が手掛けました。午後に雨が上がりましたが、仕込みは、まだ激しい雨が降っていた午前9時30分にスタート。
笠原さんは「武蔵小山のために何でもやりたいと思っていました。10年、20年と続けていきますし、この祭りは武蔵小山の名物になりますよ」と、今後も地元のために労を惜しまない構えでした。

たけのこは、現在の産地である千葉県大多喜町から提供され、同町では役場が所有する直径2メートルの大鍋・本田忠勝鍋を投入し、かつてのたけのこの産地と現在のたけのこの産地の共同企画を強力にバックアップ。たけのこ200キロのほかに、豚肉60キロ、大根60キロ、ごぼう30キロ、えのき15キロ、長ネギ40キロを具材としてつくられたたけのこ汁は、3,333(美味美味)杯分すべてを無料配布。
午前中は気温も下がり、雨も降っていましたが、配布開始時には約500人の行列ができ、1時間30分前に先頭に並んだ男性は「昨年も(たけのこ汁を)食べました。たけのこご飯はよく食べますが、たけのこ汁はなかなか機会がないので、今年も楽しみにして来ました」と話していました。

また、今年は特設ステージで、武蔵小山出身・在住など、武蔵小山に関係する方によるパフォーマンスを開催。MCは武蔵小山在住、ムサコを愛する吉本若手芸人「武蔵小山会」のメンバーが務め、自身も漫才を披露するほか、地元中学、高校の演奏などが行われました。

祭りは午後3時前に終了し、たけのこ祭り実行委員長の金田臣二さんは「雨が心配だったが、人が集まってくれてよかった。今年は特設ステージを設けてさらに盛り上がるようにしました」と、悪天候の中でも盛況だったことに笑顔を見せていました。