生活安全協議会開催

更新日:平成25年7月18日

生活安全協議会 会議風景
濱野区長あいさつ事務局による説明委員からの要望委員の皆さん
7月18日(木)、平成25年度第1回品川区生活安全協議会が品川区役所で開催され、出席した25人の委員により、区民の安全・安心についての協議がされました。

品川区生活安全協議会は、すべての区民が安心して生活を送ることができる地域社会の形成を目指すことを目的に、平成14年度から開催しているものです。構成員は、区内の防犯協会、町会・自治会、PTA等の教育関係の代表者および警察、品川区の職員で、区民の皆さんが安心して生活するための現状と問題を把握し、生活安全に関する事項を協議しています。

最初に協議会の会長を務める濱野区長は、「平成23年度より始めました『品川区セーフティアップ運動』の成果で、区内では刑法犯の認知件数が減少傾向にあります。ただ、振り込め詐欺による被害が多くなっていますが、区では、防犯協会や警察と連携して被害が少なくなるよう、さらに運動を進めていきたいと思います。最近、子どもを狙う犯罪が報道されていますが、品川区では「まもるっち」によって犯罪防止に大きな効果が出ているのではないでしょうか。ご出席の皆さん、安全で安心して住めるまちにするため、なお一層のご協力をお願いします」とあいさつしました。

議事に入り、最初に事務局より資料に基づき、品川区民の安全で安心な暮らしを守るための「品川区セーフティアップ運動」のについて説明がありました。犯罪に強いまちをつくるために短期的に取り組むべき推進項目として、「振り込め詐欺」「ひったくり」「万引き」「自転車盗」などの刑法犯の件数減少があげられ、そのためには区民の皆さん、警察、品川区が連携して取り組むことの必要性が確認されました。

その後、区内の犯罪の状況報告に続いて、2月から6月までの5ヶ月間における地域の運動221件の紹介と、自主的に防犯活動を行っている15団体の活動状況が報告されました。「こういった地域での継続的な防犯活動が犯罪に対する大きな抑止力になっているのではないか。そのためにも今後も支援していくことが大切である」旨の説明がされました。

続いて、近隣セキュリティシステム「まもるっち」の稼動状況について事務局より報告がありました。その中で時間帯別発報件数で見ると、午後3時から6時の時間が一番多いとの報告があり、統計的に見てもこの時間帯に地域の皆さんによる「地域見守り活動」が重要であることが認識されました。

品川区では、生活安全協議会の開催のほかに、「振り込め詐欺ゼロキャンペーン」「こども110ばんの家」等を、地域の方々や警察署と連携して実施しており、すべての区民の方々の暮らしを守る安全・安心都市の実現に向けて様々な施策を進めています。