八潮地区で平成25年度第1回のタウンミーティングを開催

更新日:平成25年8月31日

八潮地区で平成25年度第1回のタウンミーティングを開催
区民憲章朗読パワーポイントで説明する濱野区長意見交換の様子記念撮影
8月31日(土)、八潮地域センター(八潮5-10-27)で、平成25年度第1回のタウンミーティングが開催され、公募により集まった、八潮地区に住む31人の区民の皆さんが参加しました。

タウンミーティングとは、濱野区長と区民の皆さんが直接語り合い、地域が直面する問題や課題などを共有し、今後の区政に活かしていくことを目的に行っています。

今回のタウンミーティングの舞台は、昭和14年(1939)からはじまった東京湾の埋め立て工事により開発され、昭和58年(1983)、都心に近いベッドタウンとして形成された大型団地のまち「八潮パークタウン」。
濱野区長が、区長になって初めてタウンミーティングを開催したのも、この八潮地区でした。

現在約5,700世帯、12,800人あまりが暮らす八潮地区は、今年で入居から30年を迎えます。
入居当時は、ファミリー層が多く年少人口の比率が区内でも圧倒的に高かった同地区ですが、30年の時が経過し、現在は高齢化が加速。
65歳以上の高齢者の割合は25.5%(平成25年1月現在、同時点の品川区全体 20.2%)に達し、まちが抱える問題や課題も大きく変化しています。
そういった状況を反映し、今回のテーマは「八潮パークタウン 入居30周年を迎えて」と題して行われました。

会の冒頭、濱野区長は、「私は、八潮が、この地区に住む皆さんが好きです。八潮の”まち”が動き始めた頃、区の課長をしていましたが、八潮地区の開発やまちづくりに関して、多くの方から厳しいお叱りや要望を受けました。しかしそれは、八潮という“まち”を選んで移り住んだ皆さんの、自分の住む地域をより良くしていこうという強い思いの表れでした。住民全体が“まち”のことを一生懸命考えている、それを実感できる地域です」と、八潮地区に対する想いを語りました。

その後、今と昔の写真を比較して八潮地区の歴史を振り返り、パワーポイントを使って、平成25年度予算の概要を説明。
その中で、八潮地区の歩道拡幅、バリアフリー化について触れ、工事の必要性や意義について話をしました。

意見交換の時間になると、参加者からはおもに、ハード・ソフトの両面から、八潮地区の高齢化に対する区の対応強化を求める声があがり、濱野区長は熱心に耳を傾けながら、区でできること・できないことについて、その一つ一つに丁寧に答えていました。

平成25年度中は、3回のタウンミーティングが予定されています。
次回は10月19日にスクエア荏原で、「これからの品川のまちづくり」をテーマに行われる予定です。