しながわ宿場まつり開催

更新日:平成25年9月29日

江戸風俗行列
挨拶する大橋実行委員長水戸黄門に扮する区長江戸町人行列一日署長のお天気キャスター長野さん火渡り荒行重森流砲術鉄砲隊試射聖蹟公園ライブステージ前夜祭のおいらん道中
9月28日(土)・29日(日)、旧東海道品川宿周辺の八ツ山(北品川1丁目)から青物横丁(南品川3丁目)で、「第23回しながわ宿場まつり」が行われました。

28日は、「おいらん道中」(午後5時出張り、午後5時30分出発)を実施。今年は4人の花魁が、八ツ山から北品川二丁目会館(北品川2丁目8−11)まで約1キロメートルの道のりを、華やかな着物をまとい、片足最大2.5キログラムもある高下駄を履いて、江戸流の歩き方である外八文字を披露しました。

29日は、人気の催しである宿場まつりパレード「江戸風俗行列」。公募で選ばれた約100人が、武士・町人・町娘・岡引・飛脚などに扮して約2キロメートルにわたり旧東海道を練り歩きました。濱野健 品川区長も「水戸黄門」の扮装で参加。また、品川警察署一日署長として、お天気キャスターの長野美郷さんも参加しました。
濱野区長は、「このお祭りが、人と人との絆、地域と地域との絆を深められるように、みんなで盛り上げましょう」とあいさつしました。

今回、初めて来場したという大崎在住の女性は、「以前から話には聞いていたけれど、江戸風俗行列は素晴らしくてびっくりしました。印象的だった扮装は、やっぱり『水戸黄門』ですね」と話していました。

そのほか、品川寺では、毎年大人気の「火渡り荒行」が行われました。また、聖蹟公園では、日本各地の物産展を開催。品川縣ビールや品川カブを使った地ビールなど、品川ならではの逸品も登場しました。品海公園のステージでは、辻落語や和太鼓などを実施。「品川宿なぞとき歩き」では、10円以上の寄付を参加資格とし、全額を東日本大震災の義援金にあてます。