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松の木に冬支度 戸越公園で「こも巻き」

更新日:2013年11月14日

戸越公園で「こも巻き」
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11月8日(金)、区立戸越公園(豊町2-1)で、松のこも(わらの帯)巻きが行なわれました。

こも巻きとは、松を害虫から守る手段の一つ。木の幹にわらを巻きつけ、寒さの苦手な松毛虫などの害虫をわらの中におびき寄せた後、3月上旬の啓蟄を前に取り外し、冬眠している害虫ごとわらを焼却して駆除します。

戸越公園は、肥後(熊本)藩主細川家の下屋敷の庭園を利用した優雅な公園で、大小さまざまな松が約40本植樹されています。この松に、例年、立冬を迎えるこの時期にこも巻きを実施しています。同園管理者は「急に気温が下がると、虫が(木の上から)降りてしまう。その前にやらないと」と、松の冬支度に余念がありませんでした。

わらの上部を縛るひもは虫が入るように緩く、下部はきつくします。結び方は「利休結び」と呼ばれる独特の結束技術が必要。この日は同園管理者ら3人で、わらで編まれた「こも」を手際よく巻き付けていきました。

今年の夏は猛暑でしたが、同園管理者は「松の木は、岩の上でも元気に生えている位だから、暑さには強い。でも、虫からはしっかり守らないと」と説明。こもに巻かれた松の木が、間近に迫った冬の到来を物語っていました。