区立発達障害者支援施設「ぷらーす」・上大崎つばさの家 開所式

更新日:平成26年3月28日

挨拶する区長
挨拶する町会長内覧会内覧会内覧会
3月28日(金)、区立発達障害者支援施設「ぷらーす」・上大崎つばさの家(上大崎1-20-12)の開所式が行われ、濱野区長や石田議長、各関係者、近隣の方など約50人が参加しました。

発達障害者支援施設「ぷらーす」は、発達障害のある方への就労継続支援を行うほか、思春期から成人期まで一貫したサポートを行う施設。また、同施設の3階には、介護サービス包括型のグループホーム「上大崎つばさの家」も併設されています。

濱野区長は、「発達障害に対する研究や制度の整備が進むなか、区でも様々な支援を進めてきました。発達障害は、早期に発見し支援することが大切なので、そのためにもこの施設を役立てたい」とあいさつし、地域の方々の理解と協力に感謝の言葉を述べました。

地元町会である上大崎一丁目第一愛誠(あいせい)会 田川会長は、「近隣住民とも良いコミュニケーションが取れるように、町会として協力します」と、地域も一緒になって支援に取り組むという思いを話しました。

開所式後には内覧会も行われ、就労継続支援が行われるパソコン作業スペースやLED照明を活用した水耕栽培室、社会性を育む交流サロンなど、出席者は熱心に説明を聞きながら見学しました。

同施設では、次のような支援が行われます。

【発達障害者支援施設「ぷらーす」】
1)就労継続支援A型事業所「エヴリィ」
  雇用契約を結び、紙文書の電子化やデータ入力業務などを行う。

2)就労継続支援B型事業所「ガーデン」
  工賃収入を得るために、葉野菜の水耕栽培や生産活動訓練などを行う。

3)発達障害者成人期支援事業「リクト」
  発達障害と思われる方とその家族や関係者に対する就労相談や他者との交流支援などを行う。

4)発達障害・思春期サポート事業「ら・るーと」
  思春期(小学4年生~成人)の発達障害のある人の自立支援や家族からの相談対応などを行う。

【上大崎つばさの家】
知的障害のある方のグループホームで、高齢化などにより介助が必要になった場合にも地域で長く暮らし続けられるような支援を行う。