少年少女国連大使への選出を報告に区役所を訪問

更新日:平成26年7月10日

勝田さんと区長・教育長
区長と談笑する勝田さん笑顔談笑する教育長区長と握手
7月10日(木)、戸越台中学校(戸越1-15-23 権藤校長)9年生の勝田葉月さんが区役所を訪れ、少年少女国連大使に選ばれたことを濱野区長と中島教育長に報告しました。

少年少女国連大使は、国際的な視点で世界を捉え、未来の民間外交を担える人材の育成と地域における国際協力活動推進を目的に、公益社団法人 日本青年会議所が実施している事業です。
全国の小学6年生から中学生の児童・生徒を対象に、大使として30人を選抜。国内および海外(ニューヨーク)での研修を通して、UN MDGs(国連ミレニアム開発目標)について理解を深め、少年少女国連大使として国内各地で啓発活動を行います。

勝田さんは、今年3月の「第一回品川英語スピーチコンテスト」で入賞たことをきっかけに少年少女国連大使へ応募。98人の応募者の中から、見事に大使の一人として選ばれました。
応募した作文のテーマは「初等教育が国をつくる」。初等教育を「子供の手に武器や仕事道具を持たせるか、鉛筆とノートを持たせるか」と表現し、「私たちが教育の重要性を伝えるべきだ」と主張しました。

将来の夢はキャビンアテンダントかイルカの調教師だという勝田さんは、「一生に一度しかないような機会なので、後悔しないように日本代表として頑張ります。I'll do my best!」と力強く意気込みを語りました。濱野区長は「東京五輪・パラリンピックの時にはちょうど20歳。選手村や競技会場で活躍してください」、また、中島教育長は「将来は英語の力を生かしてがんばってください」とエールを送りました。

今後の活動内容は、7月22日(火)~28日(月)の1週間、ニューヨークを訪問し、国連本部の見学など様々な研修を行うほか、外国に住む同世代の子どもたちとのディスカッションやプレゼンテーションを行います。
また、8月からは、それぞれの出身校や地域を中心に、ニューヨーク研修で学んだこと、体験したことを多くの人に伝え、国際協力への意識喚起やUN MDGs(国連ミレニアム開発目標)を広める活動に取り組みます。

【UN MDGs(国連ミレニアム開発目標)】

2000年9月にニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミットで採択された国連ミレニアム宣言を基にまとめられたもの。
開発分野における国際社会共通の目標として、2015年までに達成すべき目標を8つ掲げています。
目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅
目標2:初等教育の完全普及の達成
目標3:ジェンダー平等推進と女性の地位向上
目標4:乳幼児死亡率の削減
目標5:妊産婦の健康の改善
目標6:HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
目標7:環境の持続可能性確保
目標8:開発のためのグローバルなパートナーシップの推進