防災アドバイザー ステップアップ研修 修了式

更新日:平成26年9月6日

修了式であいさつする濱野区長
修了証を授与する濱野区長あいさつする佐藤防災会議会会長あいさつする石川大井消防署長修了生
9月6日(土)、品川区役所(広町2-1-36)で、防災アドバイザー研修および防災ステップアップ研修の修了式が行われ、修了生132人が出席しました。

品川区では、平成18年度から、地域の防災リーダーを育成することを目的に防災アドバイザー研修を開催しています。研修生は、町会長や自治会長から推薦を受けた区民で、基礎的な防災知識や避難誘導ワークショップの手法を学び、研修修了後は地域の特性に合わせた独自の防災訓練を企画するなど、地域の防災活動の中心となって活躍しています。平成26年度は、107人が研修を修了し、修了生は7年間で1,019人となりました。

また、平成23年度から研修修了生を対象に、防災ステップアップ研修も実施。個別支援プランの作成、DIG(災害図上訓練)など、災害時要援護者支援を中心とした防災対策について検討し、更なるステップアップを図っています。平成26年度の修了生は110人で、これまでに476人が研修を修了しました。

修了式では、修了証授与に続いて、濱野区長が挨拶。「日頃から地域のために取り組んでいる皆さんに敬意を表します。皆さんには、共助のリーダーとしての活躍が期待されています。よろしくお願いします」と、修了生に感謝の気持ちと期待を伝えました。

来賓挨拶では、荏原第四地区防災協議会 佐藤会長が、「研修で学んだことをそれぞれの地域の特性に照らし合わせ、地域防災力の向上のために地域の方と共有していただきたい」と修了生にエールを送りました。

また、大井消防署の石川署長は「知っている、わかっているといっても、実際に動くとなると、ちゅうちょしてしまうものです。皆さんは、今回の研修をステップに、一歩前に出て地域の皆さんをリードしていってください」と話しました。

その後、総合防災ソリューション 佐藤 喜久二特任参与による特別講演「震災における避難所生活の実態とそれをふまえた防災区民組織で準備すべき事項」も行われ、修了生はメモをとるなど熱心に話に聞き入っていました。