5区合同「ものづくり商談会」を開催

更新日:平成26年9月4日

ものづくり商談会の様子
名刺交換し商談会スタートものづくり商談会の様子ものづくり商談会の様子ものづくり商談会の様子
9月4日(木)、品川・港・江東・目黒・板橋区の中小製造事業者を対象とした平成26年度ものづくり商談会が、きゅりあん(東大井5-18-1)で行われました。

今回で5回目となる商談会には、発注47社と受注59社の計106社が参加しました。この商談会は、中小企業製造事業者の企業間のネットワークを再構築し、企業活力を増進することが目的。これまで過去4回開催され、総計3千万円を超える取引が成立しています。

また、今回は、前回参加の港・江東・目黒の3区以外に、商談成立の拡大を期待し、光学関連産業の企業が多い板橋区が初参加。さらに、ものづくりには欠くことのできない試験等を行う東京都立産業技術研究センターが相談窓口を設け、高品質な技術支援と、中小企業の製品・技術の競争力向上をバックアップしました。

商談は1回20分で、最大6回行うことができます。組み合わせについては、事前に提出された各企業のPR用紙を参加企業に配布。その上で区に通知された商談先希望や各企業の特性を事務局が考慮し、受注側、発注側のマッチングを行いました。

品川区二葉で精密挽物・各種部品を製造し、創業47年を迎えた有限会社 庄司製作所の庄司ひろ美代表取締役は、今回3回目の参加。商談を終え「過去の商談会で受注実績もあげることができました。2代目社長として就任し日が浅いのですが、この商談会を通じて様々な人脈を築くことができ、とても勉強になります」と、当商談会が重要な交流の場となっていることを強調していました。

この商談会において区内企業間で新たな取引が発生した場合、発注者に取引額の5%、最大100万円を限度に区が助成します。商談会の今後について、品川区の山崎ものづくり・経営支援課長は「地域に根差した企業が活躍・発展することが、雇用の拡大、地域の活性化につながります。商談会では、受発注のニーズをいかに合致するかがキーとなりますが、実り多き商談会となるよう期待したい」と話していました。