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城南小学校創立140周年記念 講演会「パラリンピック 金メダルへの道」

更新日:2014年11月11日

チェアスキー体験
講演する荒井監督講演する井口さんバイアスロンの射撃体験10メートル先の標的標的に命中すると大歓声チェアスキー体験と中嶋校長井口さんと握手ソチ五輪の銅メダル
区立城南小学校(南品川2-8-21)の創立140周年記念行事として、講演会「パラリンピック 金メダルへの道」が、11月1日(土)に行われました。

講師は、株式会社日立ソリューションズ(東品川4-12-7)のスキー部・日本パラリンピックスキーチームの監督を務める荒井秀樹さんとパラリンピック(長野大会・トリノ大会)金メダリストの井口(旧姓 小林)深雪さん。

荒井監督は、長野パラリンピック開催に先立ち、障害者スキーの組織化や選手強化・育成などをゼロから立ち上げた先駆者で、長野・ソルトレイク・トリノ・バンクーバー・ソチと5大会連続でメダリストを輩出しています。
長野県出身の井口さんは、小学1年生の頃から視力が低下。盲学校時代の体育教師の勧めで地元開催の長野パラリンピックを目指し、見事にバイアスロン短距離(7.5キロメートル)で金メダルを獲得。8年後のトリノ大会では、バイアスロン長距離(12.5キロメートル)で金、短距離で銀メダルに輝いています。
※バイアスロンは、クロスカントリースキーとライフル(射撃)の2つを行う競技

井口さんは、白杖を子どもたちに見せながら、「どこまで行くんですか、一緒に行きましょうか、と一声かけてもらえるとうれしい」と日常生活で感じることを伝え、また、アスリートの視点からは、「練習は本当に大変だけど、地道にコツコツ積み重ねることが大切。みんなも大会や発表会で成果が発揮できるように頑張ってください」と子どもたちにエールを送りました。

荒井監督は、メダリストを育てるコツを聞かれると、「メダリストに共通しているのは『感謝の気持ち』。家族や先生への感謝の気持ちを忘れずに努力すれば、必ず道は開ける」と力強く語りました。

講演会の後は、チェアスキーとバイアスロンで使用される射撃の体験が行われ、5・6年生が射撃に挑戦しました。狙うのは、10メートル先にある小さな的。音の高低の変化を聞きながら的の中心に狙い定め、見事に命中すると会場は大歓声に包まれました。3・4年生はタイヤ付きのチェアスキーに挑戦。思うように直進できず、バランスをとる難しさを体感していました。
さらに、荒井監督は、ソチ大会で日立ソリューションズスキー部の久保選手が獲得した銅メダルを取り出し、本物のメダルの重さや手触りのほか、点字が彫られている部分などを子どもたち全員に触れさせました。

中嶋校長は、「140年の間に様々な経験を経て、今の日本が築かれました。子どもたちは、その歴史を学び、より豊かな住みよい日本をつくる役割を担っています。いろいろなことを知り、感じ、体験して、将来の夢を思い描ける時間にしてほしい」と講演会への思いを話しました。