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一風変わった防災企画「楽しく学ぼう 親子で防災フェスティバル」

更新日:2014年11月12日

火おこし訓練の様子
火おこしができて笑顔の親子担架づくり訓練で実際に乗ってみる子どもたち担架づくり訓練で笑顔の参加者防災クイズで選択肢の回答を指で表している様子

~荏原第一地区で開催 ガス不通を想定し火おこし訓練も~

楽しみながら、いつの間にか防災の知識を習得-。そんな親子向けの防災企画が11月8日(土)、後地小学校(小山2-4-6)で行われ、同校のほか小山小、小山台小の3校の親子約50人が参加しました。

この企画は「楽しく学ぼう 親子で防災フェスティバル」と題した、品川区青少年対策荏原第一地区委員会主催のイベントです。例年この時期に催し物を行っていますが、今回のテーマで実施するのはこれが初。災害時の避難所で、地域や学校、PTAが円滑に活動できようにすることを目的に開催されました。

防災訓練の内容としては珍しく“火を消す”ではなく“火をつける”を取り入れました。5セット用意されたキットを使用しての火おこし訓練。同企画の実行委員長を務めた池田好美さんは、災害でガスが使えなくなったことを想定し「暖を取る、湯を沸かすなど、火災以外の部分で災害時には火が絶対に必要。発災後の1、2日は力を合わせて火をおこさないといけない。普段安全に火をおこすことは子どもに限らず大人もなかなかできないので、それを体験してもらおうということです」と訓練の趣旨を説明。参加した親子は、火種ができると落ち葉やティッシュペーパーをあてながら懸命に息を吹きかけ、火がおきると子どもたちは「本当に火がつくんだ」と驚いた表情を見せていました。キットは災害時に使用できるように、近隣にある荏原第一地域センターに保管します。

火おこし訓練以外には、学校避難所を想定して、学校所有の竹馬の棒とTシャツを利用しての担架づくり訓練やバケツリレーが行われました。こちらも楽しめるようにと、説明を受けた後に各校対抗リレー大会を開催。担架づくりを終えると、人に見立てたボールを担架に乗せて、ポール間を往復するリレーが行われ、バケツリレーでも親子ともに笑顔を見せながら競い合っていました。

その他にも防災クイズや、アルファ化米を使用した非常食調理体験が行われ、閉会式では「バケツリレー賞」「タンカリレー賞」のほか「一番元気だった賞」など各賞の表彰。池田実行委員長は「子どもが体験できるようにと開催したが、親子で楽しんで防災を学んでいたのが印象的です」と話していました。