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自殺予防対策連絡会

更新日:2015年1月16日

清水康之講師の講話
ライフリンク代表 清水康之講師品川区医師会、荏原医師会の委員品川・大井・大崎・荏原警察署の委員
品川区自殺予防対策連絡会が、1月15日(木)、品川区役所で開催されました。

内閣府・警察庁がこの日に発表した統計速報値によると、平成26年の全国の自殺者は25,374人、前年比1,909人減と5年連続の減少となっていますが、依然として高い数値を示しています。品川区内でも、この数年70人余りの方が自殺によって尊い命を落としています。

このように社会問題となっている自殺を予防するためには、関係機関の連携が必要です。品川区では平成23年度から、区内の2医師会、4警察署と、区役所の関連部署が構成員となって、品川区自殺予防連絡会を開催し、情報交換や連携ネットワークを通じて、自殺予防に関する取り組みを具体的かつ包括的に行っています。

この日開催された自殺予防連絡会では、最初に、NPO法人 自殺対策支援センター ライフリンクの清水康之代表から「自殺対策における自治体の役割 ~地域の実践的な対策の時代~」と題する講話がありました。ライフリンクは、「生きる支援」「いのちへの支援」という自殺対策に取り組み、その必要性を社会に伝えている団体です。

清水さんは、まず、自殺が発生する社会的背景や傾向、要因などを、統計数値を参考に説明されました。そして、生活苦・家族の不和・負債・精神疾患(うつ状態)といった自殺の要因となる問題を取り扱う機関、支援者等が、相互に連携、連動することが必要であることを力説し、「自殺対策とは、地域、社会づくりでもある」と結びました。
続いて、自殺予防に先進的な自治体での取り組みなどを紹介し、各自治体は、自殺予防のために中長期的な戦略を包括的に実行する具体的な計画を立てることが必要である、と話されました。


講話の後、品川区における自殺の状況や、区の関系課による取り組み状況の報告、そして、品川区医師会、荏原医師会、荏原警察署と講師清水さんから、それぞれの立場からの意見交換が行われました。

品川区自殺予防対策連絡会は、今後も関係機関がより一層連携を強化して、自殺予防を推進するために活動していきます。