戸越四丁目消火隊「地域の防火防災功労賞」最優秀賞受賞

更新日:平成27年1月28日

記念撮影
懇談風景濱野区長は越智町会長、渡辺隊長と懇談賞状を見る濱野区長
戸越四丁目町会の越智町会長と戸越四丁目消火隊の渡辺隊長が1月28日(水)、区役所を訪れて「地域の防火防災功労賞」の最優秀賞を受賞したことを濱野区長に報告しました。

戸越四丁目消火隊は、地元に木造住宅が密集しており、初期消火が重要であることから、昭和46年に戸越四丁目町会の有志が活動を開始。昭和50年に正式に戸越四丁目消火隊として結成されました。

今回の受賞理由は「継続した訓練と次世代の消火隊の育成」です。結成当初から毎月第4日曜日に小学校に集まり、放水訓練などを実施。現在まで長年に渡り継続しております。越智町会長は「今回一番大きな点は、長く続けられたことです」と胸を張っていました。

また、消火隊は1隊5人で編成を組み、それぞれの持ち場で役割は違いますが、誰がどのポジションを割り当てられても消火活動ができるように、毎回役割を変えて訓練を行う工夫も取り入れています。

毎年宮前小学校で行われるサマーフェスティバルでは、花火大会での有事に備えるとともに、C級可搬ポンプの放水演技を披露。集まった子どもたちに可搬ポンプの使い方を教えたり、放水時の水圧を体験させるなど、将来の防災の担い手である子どもたちへの防火防災活動の普及が「次世代の消火隊の育成」として認められました。

この日の懇談の中で、濱野区長からの「長い歴史の中では(隊員確保に)苦労されたこともあるのでは」という質問に渡辺隊長は「割と理解ある方が多く、昔は商店街の方がメイン、最近はお勤めの方が土日ならということで参加してもらってます」と答えていました。

また、濱野区長は「この度、長年続けてこられた消火隊が栄誉に輝き、おめでとうございます。これからも地域の安全・安心のために防災リーダーとして、地域のリーダーとして活躍するようお願いします」とお祝いの言葉を述べ、今後の活躍にも期待していました。