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城南第二小学校でブラインドサッカー体験授業

更新日:2015年3月6日

空振り
寺西選手の正確なキック準備体操アイマスクをしてキックボールの位置を伝えるメンバーカラーコーンめがけてキック寺西選手からボールを受け取る児童
~2020年東京パラリンピック開催まであと2000日~

ブラインドサッカー日本代表強化指定選手の寺西一氏(乃木坂ナイツ所属)を招いて「ブラインドサッカー体験授業」が3月5日、城南第二小学校(東品川3-4-5 鶴田校長)で行われました。ブラインドサッカーは、2020年東京パラリンピック競技大会において、品川区の会場で開催される予定。

体験授業は、6年生63人を対象に行われ、デモンストレーションとして寺西選手がドリブルや正確なシュートを披露したほか、アイマスクと音の鳴るボールを使ったワークショップなどを実施しました。

ワークショップは、二人一組での準備体操からスタート。一人が、寺西選手の体操を見ながら、アイマスクをした相手に同じ動きを説明するという内容で行われましたが、左右を逆に伝えてしまうなど、児童たちは、言葉で伝えることの難しさを感じていました。

難易度の高い、ボールを使ったワークショップでは、アイマスクを着用した児童が、前方約10メートルのところに投げられたボールを、仲間からの指示を頼りに取りに行き、仲間にボールを蹴り返しました。ボールを見失う児童もいて、他のメンバーが集まってきてボールの位置を教え合うグループもありました。

地元のサッカークラブ「城二(じょうに)ユナイテッド」に所属している大谷航生さんは、「周りが見えないのは不安で怖かった。友だちのサポートがないとボールの位置も分からないので、信頼が深まった気がする」と、ブラインドサッカーを通して感じたことを話しました。寺西選手は、「相手の立場に立つことは、視覚障害者にだけではなく、これから出会う人、誰に対しても必要なこと。今日、感じたこと、学んだことを、今後の生活に生かしてほしい」と話し、体験教室を締めくくりました。

同校は、東京都教育委員会から「オリンピック教育推進校」に指定されています。ブラインドサッカーを通じて、児童たちが、パラリンピックや障害者スポーツへの理解を深めるとともに、コミュニケーションやチームワークの重要性、個性の尊重、障害者理解、ボランティア精神など、多くのことに気付き、学ぶことを目的に、今回の体験授業を実施しました。