大崎に新たなビジネス拠点“品川産業支援交流施設(SHIP)”の記者説明会を開催

更新日:平成27年5月20日

記者に説明する濱野区長
あいさつする再開発組合の井上理事長記者説明会会場の様子インタビューでコメントする濱野区長施設内のオープンラウンジと多目的ルーム施設を見学する参加記者施設内の工房エリア
~新産業・新ビジネスの創出、品川から世界へ~

品川区は、6月1日(月)、これまで長年にわたり再開発を進めてきた大崎に、通称名を“SHIP(シップ)”とした「品川産業支援交流施設」(北品川5-5-15 大崎ブライトコア3・4階)を開設します。

開設に先立ち5月20日(水)、シップを含む再開発を進めてきた北品川五丁目第1地区市街地再開発組合と共同で記者説明会を開催しました。

同説明会では、同再開発組合の井上裕之理事長のあいさつ後、濱野区長が「区の宝である中小企業を支援する施設を開設することができ感慨もひとしおです。中小企業の支援の一大エポックとしてシップを開設しました。このシップという名称は「シナガワ・インダストリアル・プラットホーム」の英字表記を略したものであります。このシップという船に中小企業の皆さんが乗り、発展の海へとこぎ出していただきたいという思いが名称に込められています。今後、シップを中小企業の大きな拠点として利用していただきたい」とし、区のものづくり産業発展への思いを語りました。

シップは、異分野の企業が交流可能な会員制の「オープンラウンジ」、ベンチャー企業の支援を行う「オフィス」スペース、3Dプリンタ等が導入されている「工房」エリアの他、約460人規模のセミナーや展示会等が開催できる「大崎ブライトコアホール」等で構成されています。

明治期から、産業・技術が発展してきた「大崎」には、高い技術力を有する大手企業や開発型中小企業、情報通信企業等が集積しています。こうした地域特性を生かし、同施設を各分野が相互に連携し交流・情報交換できる拠点として活用していきます。

また、様々な地域・業種の企業を同施設に呼び込み、連携を促進させることで、新産業・新ビジネスを創出していくとともに、成長期にあるベンチャー企業の支援に注力することにより、品川から日本、ひいては世界で活躍する企業を育成し、輩出することを目指します。