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子どもたちの人権メッセージ発表会

更新日:2015年9月29日

出演者・司会、全員で記念写真
鈴木琴美さんの発表佐々木美緒さんの発表平野文詠さんの発表司会を務めた山下悠眞さんと加藤昂さんラムズの皆さんのジャズダンスアトラクション濱野区長のあいさつ鈴木清子東京都人権擁護委員協議会会長森田和枝実行委員長の閉会のあいさつ
第22回子どもたちの人権メッセージ発表会が9月12日(土)、大井町駅前のきゅりあんで開催されました。

主催したのは、特別区・島しょ人権啓発活動ネットワーク協議会、東京人権擁護委員協議会、東京法務局、そして品川区の4者です。

子どもたちの人権メッセージ発表会は、東京23区と島しょの小学4年生から6年生の代表が、自分たちの身のまわりにある人権問題について考えたことを発表するもので、本年は2,000人以上の児童がメッセージ作文に参加し、その中から29人が本日、きゅりあんの舞台で発表しました。

開会にあたり濱野区長は、本日の発表会にあたり尽力された方々へ謝辞を述べた後、「人権には鋭敏な神経で日頃から接することが大切です。今日の子どもたちの作文を通して、改めて人権の大切さを考えて欲しい」とあいさつしました。

司会を務めたのは、区立小中一貫校豊葉の杜学園5年生の山下悠眞(ゆま)さんと加藤昂(こう)さんで、29人の発表者を上手にリードしました。いじめ、障害者や外国人への差別等、発表者自らが身近に体験したことをテーマにしたメッセージが多く、発表が終わると会場からは一人ひとりに大きな拍手が送られました。

品川区からは、豊葉の杜学園5年生 鈴木琴美さん、浜川小学校6年生 佐々木美緒さん、第一日野小学校6年生 平野文詠さんが、身のまわりで体験した人権問題について発表しました。

鈴木さんの題名は『外国人への差別』。「外国人への差別意識をなくすためには、その国の文化や風習、習慣などを知ることが大切だと思います。お互いを理解することで、相手を思いやる気持ちも生まれてくると思います」として、「私はだれにでも思いやりの心をもって接していきたいと思います」と結びました。

佐々木さんの題名は『相手のことを思いやる』。インターネット上での悪口についての考えを発表しました。「私はネット上での悪口も、いじめだと考えます。相手の顔が見られない。多くの人が手軽に参加し閲覧できる。二つの理由から普通のいじめより怖いと思います。自分がコメントする時は、相手のことを思いやる、相手の気持ちを想像する、そういうことが大切だと考えます」と、訴えました。

平野さんの題名は『私の人権宣言』。4年生の時に仲よし学級に転入してからの体験です。「転入してから、私にとって大好きな友達や大切な人が増えました。友達や先生方の良いところを見つけられるようになりました。友達や先生、家族と関わることで人の良いところだけではなく、自分の良いところも発見できるようになりました。人権とは人があたりまえに心おだやかに生活できることと聞きました。4月から中学生になります。人権という言葉を意識して大切な人達と向き合っていきます」と、しっかりした口調で宣言しました。

発表会の中休みには、アトラクションが組まれ、品川区内の小・中学生で構成されたジャズダンスグループ「RAMS(ラムズ)」のメンバー28人が、舞台狭しと7曲を踊りました。元気いっぱい、笑顔を絶やさずに踊る姿に、会場が割れんばかりの拍手が響きました。

29人の発表が終わり、最後にあいさつに立った、法務省人権擁護委員で、本発表会の実行委員長を務める、森田和枝さんは「いじめは、相手を死に追い込んでしまうこともある恐ろしい行為です。私たちにとって一番大切なものは命です。皆さんには自分の命を大切にすることはもちろん、周りの皆の命も大切に思い、お互い理解し合い、相手の気持ちを考えて行動してほしいと願っています」と結びました。